alleged の意味とフレーズ3選とNG例
alleged の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「alleged」
「主張された、疑わしい」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、法律の文脈やニュース報道、日常会話などを想定してご紹介したいと思います。
allegedの意味
allegedという表現は特に法律や報道の場面でよく耳にします。例えば、犯罪に関するニュースで次のように使われることがあります。
ニュースキャスター: The alleged suspect was taken into custody.
どういう意味なのでしょうか?これは
ニュースキャスター: 主張された容疑者が拘束されました。
そうなんです、実際にその人が犯罪を犯したかどうかはまだ証明されていないが、疑いがかけられているというニュアンスを含んでいます。
allegedは疑惑を表す時にも便利
また、よく聞く使い方は、疑惑や問題を指摘する時です。
記者: The alleged misconduct has raised many questions.
記者: 主張された不正行為は多くの疑問を呼び起こしています。
このように、「疑わしい行為があるのではないか?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもallegedを使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、最近のニュースについて話すことがあります。
A: Did you hear about the alleged scandal?
B: Yes! It’s all over the news. What do you think about it?
A: あの疑惑のスキャンダルについて聞いた?
B: うん!ニュースで大騒ぎだよ。君はどう思う?
のように、最近の出来事について話す際に使うことができます。
なお、このBの返答のように、自分の意見を簡単に伝えた後、What do YOU think about it?のように、youを強調するととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は alleged の意味を紹介しました。法律やニュースの文脈でぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「alleged」の同義語と類語
「alleged」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「alleged」の類語
厳密には「alleged」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Supposed(仮定された)
「仮定された」「想定された」という意味。
何かが事実であるとされているが、実際には確認されていないことを示します。
例: The supposed thief was never caught.
(仮定された泥棒は決して捕まらなかった)
・Claimed(主張された)
「主張された」という意味で、
ある事柄が事実であると誰かが言っていることを表します。
例: The claimed evidence was later discredited.
(主張された証拠は後に信用を失った)
・Reported(報告された)
「報告された」という意味で、
ある情報が誰かによって伝えられたことを示します。
例: The reported incident raised many questions.
(報告された事件は多くの疑問を引き起こした)
「alleged」の同義語
同義語は、「alleged」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Accused(告発された)
「告発された」という意味で、
誰かが犯罪や不正行為を行ったとされていることを指します。
例: The accused individual denied all charges.
(告発された個人はすべての罪を否定した)
・Imputed(帰属された)
「帰属された」という意味で、
ある行為や性質が誰かに関連付けられていることを示します。
例: The imputed motives were questioned by the jury.
(帰属された動機は陪審員によって疑問視された)
まとめ
「alleged」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
alleged を使った文章のNG例
それでは最後にalleged を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The alleged thief was caught stealing a car.”
日本語訳: 「その主張された泥棒は車を盗むところを捕まった。」
NGの理由: “alleged”は通常、まだ証明されていない事実に使われるため、過去形の文脈で使うと誤解を招く可能性がある。
2. “She alleged that he is a liar.”
日本語訳: 「彼女は彼が嘘つきであると主張した。」
NGの理由: “alleged”は過去の主張に使うべきで、現在形で使うと、主張が事実であるかのように誤解される。
3. “The alleged incident happened last year.”
日本語訳: 「その主張された事件は昨年起こった。」
NGの理由: “alleged”は現在の状況や事実に対して使うべきで、過去の出来事に使うと混乱を招く。
4. “He is an alleged criminal, but he is innocent.”
日本語訳: 「彼は主張された犯罪者だが、無実だ。」
NGの理由: “alleged”は通常、犯罪者としての地位を示すために使われるが、無実を強調する文脈では不適切。
5. “The alleged evidence was presented in court.”
日本語訳: 「その主張された証拠は法廷で提示された。」
NGの理由: “alleged”は証拠の信憑性を疑問視する意味合いがあるため、確定的な文脈で使うと誤解を招く。