ponderous の意味とフレーズ3選とNG例

Contents


「重苦しい、鈍重な」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、文学や映画、日常会話などを想定してご紹介したいと思います。
ponderousの意味
ponderousという表現は、特に重さや動きの鈍さを表現する際に使われます。例えば、次のような文脈で使われることが多いです。
A: The book was quite ponderous.
B: I found it hard to get through.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:その本はかなり重苦しかったよ。
B:読み進めるのが大変だったよ。
そうなんです、ponderousは物理的な重さだけでなく、内容が難解であったり、退屈であったりすることを示すこともあります。
ponderousは文学や映画の表現にも便利
また、よく聞く使い方は、文学や映画の表現を評価する時です。
A: The film had a ponderous pace.
B: Yes, it felt like it dragged on forever.
A: その映画はペースが重苦しかったね。
B: うん、永遠に続くように感じたよ。
このように、「進行が遅い」「重たく感じる」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもponderousを使える!
例えば、友達と久しぶりに会った時に、最近観た映画について話すとします。
A: Hey! Did you see that new drama? It was quite ponderous.
B: Yeah! I thought it was too slow for my taste.
A: おー!その新しいドラマ観た?かなり重苦しかったよ。
B: うん!私の好みにはちょっと遅すぎたと思った。
のように、最近の体験を共有する際にも使えます。
なお、このBの返答のように、自分の感想を簡単に伝えた後、具体的な理由を述べるととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は ponderous の意味を紹介しました。日常会話や文学の評価の際に、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「ponderous」の同義語と類語
「ponderous」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「ponderous」の類語
厳密には「ponderous」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Heavy(重い)
「重い」という意味で、物理的な重さだけでなく、
感情や雰囲気が重苦しい場合にも使われます。
例: The heavy atmosphere in the room was palpable.
(部屋の重い雰囲気は感じ取れた)
・Cumbersome(扱いにくい)
「扱いにくい」「不便な」という意味。
物や状況が大きすぎたり、複雑すぎたりして、
扱うのが難しいことを表現します。
例: The cumbersome equipment made the task difficult.
(その扱いにくい機器が作業を難しくした)
・Bulky(かさばる)
「かさばる」「大きくて重い」という意味。
物のサイズや形状が大きく、持ち運びや収納が難しいことを示します。
例: The bulky package was hard to fit in the car.
(そのかさばる荷物は車に入れるのが難しかった)
「ponderous」の同義語
同義語は、「ponderous」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Weighty(重い、重要な)
「重い」「重要な」という意味で、
物理的な重さだけでなく、考えや問題が重要であることを示します。
例: The weighty issues discussed at the meeting require careful consideration.
(会議で議論された重要な問題は慎重な検討が必要です)
・Dull(鈍い、退屈な)
「鈍い」「退屈な」という意味で、
興味を引かない、または刺激が少ないことを指します。
例: The dull lecture made it hard to stay awake.
(その退屈な講義は目を覚ましているのが難しかった)
まとめ
「ponderous」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
ponderous を使った文章のNG例
それでは最後にponderous を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The cat was very ponderous as it jumped off the table.”
日本語訳: 「猫はテーブルから飛び降りるとき、とても重々しかった。」
NGの理由: “ponderous”は通常、物理的な重さや動きの鈍さを表すのではなく、重苦しい、または退屈なという意味で使われるため、猫に対して使うのは不適切です。
2. “She had a ponderous smile that lit up the room.”
日本語訳: 「彼女の重々しい笑顔は部屋を明るくした。」
NGの理由: “ponderous”は通常、ネガティブな意味合いで使われるため、笑顔に対して使うのは不自然です。
3. “The movie was so ponderous that I couldn’t stop laughing.”
日本語訳: 「その映画はとても重苦しかったので、私は笑いを止められなかった。」
NGの理由: “ponderous”は退屈さや重苦しさを表す言葉であり、笑いを引き起こす映画に対して使うのは矛盾しています。
4. “He gave a ponderous speech that inspired everyone.”
日本語訳: 「彼は皆を感動させる重々しいスピーチをした。」
NGの理由: “ponderous”は通常、退屈で重苦しいスピーチを指すため、感動を与えるスピーチに対して使うのは不適切です。
5. “The light breeze felt ponderous on my skin.”
日本語訳: 「軽やかな風が私の肌に重々しく感じた。」
NGの理由: “ponderous”は重さや鈍さを表す言葉であり、軽やかな風に対して使うのは意味が合いません。

