on principle の意味とフレーズ3選とNG例


on principle の解説
on principleは「原則として」や「信念に基づいて」という意味。特定の信条や価値観に従って行動することを示す表現。例えば、倫理的な理由や個人的な信念から特定の行動を避ける際に使われる。日常会話やビジネスシーンで、原則を重視する姿勢を表現する際に適している。信念や価値観が行動に影響を与えることを強調するフレーズ。
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今日はon principle について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「on principle」
「原則として」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

on principleの意味

on principleという表現は、特に倫理的な判断や信念に基づいて行動する際に使われます。例えば、友人との会話の中で次のように使うことができます。

A: Why didn’t you accept the offer?
B: I turned it down on principle.

どういう意味なのでしょうか?これは

A:なんでそのオファーを受けなかったの?
B:原則として断ったんだ。

そうなんです、何かの理由や信念に基づいて行動することを示しています。

on principleは決断を説明する時に便利

また、よく聞く使い方は、特定の決断を説明する時です。

A: Why don’t you support that initiative?
B: I can’t support it on principle.

A: なんでそのイニシアティブを支持しないの?
B: 原則として支持できないんだ。

このように、「その理由は信念に基づいている」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもon principleは使える!

例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、最近の出来事について話すことがあります。
A: Hey! Have you changed your mind about the project?
B: No, I still oppose it on principle.

A: おー!久しぶりだね、そのプロジェクトについて考えを変えたの?
B: いいえ、原則として反対しているよ。

のように、信念に基づく意見を述べることができます。

なお、このBの返答のように、自分の立場を明確にした後、on principleのように強調するととても自然な返答に聞こえます。

いかがでしたか?今回は on principle の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「on principle」の同義語と類語

「on principle」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「on principle」の類語

厳密には「on principle」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・For ethical reasons(倫理的な理由で)

「倫理的な理由で」という意味。

ある行動や決定が倫理に基づいていることを
強調したいときに使われます。

例: She refused to participate for ethical reasons.
(彼女は倫理的な理由で参加を拒否した)

・As a matter of principle(原則として)

「原則として」という意味で、
信念や価値観に基づいて行動することを表現します。

例: He decided to stand by his decision as a matter of principle.
(彼は原則として自分の決定を貫くことにした)

・Out of conviction(信念から)

「信念から」という意味で、
自分の信じる価値観に従って行動することを示します。

例: She acted out of conviction, believing it was the right thing to do.
(彼女はそれが正しいことだと信じて行動した)

「on principle」の同義語

同義語は、「on principle」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Based on beliefs(信念に基づいて)

「信念に基づいて」という意味。

自分の信じる価値観や原則に従って行動することを示します。

例: He made his decision based on beliefs he held dear.
(彼は大切にしている信念に基づいて決定を下した)

・In accordance with values(価値観に従って)

「価値観に従って」という意味で、
自分の価値観に基づいて行動することを指します。

例: She lives her life in accordance with her values.
(彼女は自分の価値観に従って生活している)

まとめ

「on principle」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

on principle を使った文章のNG例

それでは最後に on principle を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. I don’t eat meat on principle because I think it’s unhealthy.
(私は健康に良くないと思うので、原則として肉を食べません。)
NGの理由:on principleは信念や原則に基づく行動を示す表現であり、健康に関する理由は原則とは関係がないため不適切です。

2. She decided to quit her job on principle, even though she loved it.
(彼女はそれを愛していたにもかかわらず、原則として仕事を辞めることに決めました。)
NGの理由:原則として辞める理由が明確でないため、何に対する原則なのかが不明瞭です。

3. He always arrives late on principle, just to annoy everyone.
(彼はみんなをイライラさせるために、原則としていつも遅れて到着します。)
NGの理由:on principleはポジティブな信念に基づく行動を示すべきであり、意図的に他人を困らせる行動には使えません。

4. I refuse to pay my taxes on principle because I don’t like the government.
(私は政府が嫌いなので、原則として税金を払うことを拒否します。)
NGの理由:税金を払わない理由が個人的な感情に基づいているため、原則としての使用が不適切です。

5. They decided to break up on principle, even though they were happy together.
(彼らは一緒に幸せだったにもかかわらず、原則として別れることに決めました。)
NGの理由:原則として別れる理由が不明で、幸せな関係を維持することと矛盾しています。

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on principle を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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