make matters worse の意味とフレーズ3選とNG例


make matters worse の解説
「make matters worse」は、状況をさらに悪化させることを意味する英語表現。問題や困難な状況に対して、行動や言動が逆効果をもたらす場合に使われる。例えば、誤解を招く発言や不適切な対応が、既存の問題を深刻化させる際に用いられる。日常会話やビジネスシーンでの注意喚起としても重要なフレーズ。理解しておくことで、コミュニケーションの質を向上させる助けとなる。
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今日はmake matters worse について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「make matters worse」
「事態を悪化させる」という意味になります。

この表現は、特に問題や状況がすでに悪い時に、さらに悪化させる行動や出来事を指す際に使われます。それでは、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

make matters worseの意味

make matters worseという表現は、特にネガティブな状況においてよく使われます。例えば、友達が困っている時に、さらに悪いアドバイスをしてしまった場合、次のように使います。

A: I’m really stressed about my exams.

B: Well, if you skip studying, it will only make matters worse.

どういう意味なのでしょうか?これは

A: 期末試験が本当にストレスだよ。

B: まあ、勉強をサボったら、事態はさらに悪化するだけだよ。

そうなんです、すでに悪い状況に対して、さらに悪化させる行動を警告するような意味になります。

make matters worseは問題を強調する時にも便利

また、よく聞く使い方は、問題を強調する時です。

A: I thought I could fix the issue myself.

B: Trying to fix it without help will only make matters worse.

A: 自分で問題を解決できると思ったんだ。

B: 助けなしで解決しようとするのは、事態を悪化させるだけだよ。

このように、「自分で何とかしようとするのは、さらに問題を大きくするだけだ」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもmake matters worseは使える!

例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、彼らの近況を聞いたとします。もし彼らが最近の出来事について話していると、次のように言うことができます。

A: I’ve been dealing with a lot of issues lately.

B: I’m sorry to hear that. Don’t do anything that might make matters worse.

A: 最近いろいろな問題に対処しているんだ。

B: それは大変だね。事態を悪化させるようなことはしないでね。

このように、相手の状況を気遣いながら、注意を促す形で使うことができます。

いかがでしたか?今回は make matters worse の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「make matters worse」の同義語と類語

「make matters worse」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「make matters worse」の類語

厳密には「make matters worse」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Exacerbate(悪化させる)

「悪化させる」という意味。

ある状況や問題をさらに深刻にすることを
強調したいときに使われます。

例: The new policy may exacerbate the existing issues.
(新しい政策は既存の問題を悪化させるかもしれない)

・Aggravate(悪化させる)

特定の問題や状況を「さらに悪化させる」という意味。

何かがすでに悪い状態にあるときに、
その状態をさらに悪化させることを表現します。

例: His comments only aggravated the situation.
(彼のコメントは状況をさらに悪化させただけだった)

・Compound(複雑にする)

ある事柄を「複雑にする」や「悪化させる」という意味。

問題がすでに存在する場合に、それをさらに複雑にすることを示します。

例: The delay compounded the difficulties we were facing.
(その遅れは私たちが直面していた困難を複雑にした)

「make matters worse」の同義語

同義語は、「make matters worse」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Deteriorate(悪化する)

「悪化する」という意味で、
状況や状態がより悪くなることを指します。

例: The weather conditions began to deteriorate rapidly.
(天候条件は急速に悪化し始めた)

・Worsen(悪化する)

「悪化する」という意味で、
状況や問題がより深刻になることを示します。

例: The situation is likely to worsen if no action is taken.
(何の対策も取らなければ、状況は悪化する可能性が高い)

まとめ

「make matters worse」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

make matters worse を使った文章のNG例

それでは最後にmake matters worse を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. “I forgot my keys, and to make matters worse, I lost my wallet too.”
日本語訳: “鍵を忘れてしまい、さらに悪いことに財布も失くしてしまった。”
NGの理由: この文は正しい使い方ですが、鍵と財布の問題が同じレベルの重要性であるため、”make matters worse”の使い方としては不適切です。

2. “The weather is bad, and to make matters worse, I have a meeting.”
日本語訳: “天気が悪いし、さらに悪いことに会議がある。”
NGの理由: 天気と会議は直接的な関連性が薄く、”make matters worse”の使い方としては不自然です。

3. “I spilled coffee on my shirt, and to make matters worse, I forgot my lunch.”
日本語訳: “シャツにコーヒーをこぼしてしまい、さらに悪いことに昼食を忘れた。”
NGの理由: これらの出来事はそれぞれ独立しており、”make matters worse”の文脈には合いません。

4. “I missed the bus, and to make matters worse, I saw a cute dog.”
日本語訳: “バスを逃してしまい、さらに悪いことにかわいい犬を見た。”
NGの理由: 可愛い犬を見ることは悪いことではなく、”make matters worse”の使い方としては不適切です。

5. “I have a headache, and to make matters worse, I just finished a great book.”
日本語訳: “頭痛がするし、さらに悪いことに素晴らしい本を読み終えた。”
NGの理由: 本を読むことはポジティブな体験であり、頭痛を悪化させる要因ではないため、”make matters worse”の使い方として不適切です。

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make matters worse を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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