live through の意味とフレーズ3選とNG例


live through の解説
「live through」は、困難や試練を経験しながら生き延びることを意味する表現。特に、苦しい状況や歴史的な出来事を乗り越える際に使われる。感情的な影響や成長を伴うことが多く、個人の強さや resilience(レジリエンス)を示す。例文としては、「彼は戦争を生き抜いた」や「彼女は厳しい時期を乗り越えた」などがある。日常会話や文学作品でも頻繁に見られる表現。
英会話のポタル
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今日はlive through について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「live through」
「経験する、耐える」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

live throughの意味

live throughという表現は、特に困難な状況や経験を乗り越える際によく使われます。例えば、友人が大変な時期を過ごしているときに、次のように使います。

A: I heard you had a tough week.
B: Yeah, but I managed to live through it.

どういう意味なのでしょうか?これは

A:大変な一週間だったって聞いたよ。
B:うん、でもなんとか乗り越えたよ。

そうなんです、困難な状況を経験し、それを乗り越えたという意味になります。

live throughは特別な経験を語る時にも便利

また、よく聞く使い方は、特別な経験を語る時です。

A: What was it like to live through the pandemic?
B: It was challenging, but I learned a lot about resilience.

A: パンデミックを経験するのはどんな感じだった?
B: 大変だったけど、たくさんのことを学んだよ。

このように、「その経験はどうだったの?」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもlive throughは使える!

例えば、友達と数カ月ぶりに会ったとします。長い期間会っていなかったとすると、
A: Hey! What have you lived through lately?
B: Hey! I’ve been through a lot with work. What about you?

A: おー!久しぶりだね、最近何を経験してたの?
B: やあ!仕事でいろいろ大変だったよ。君はどうだった?

のように、現在完了形で「最近何を経験していたの?」と聞くこともできます。

なお、このBの返答のように、自分の近況を簡単に伝えた後、What about YOU?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。

いかがでしたか?今回は live through と What have you lived through? の意味を紹介しました。日常会話の時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「live through」の同義語と類語

「live through」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「live through」の類語

厳密には「live through」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Endure(耐える)

「耐える」「持ちこたえる」という意味。

困難な状況や試練を乗り越えることを強調したいときに使われます。

例: She had to endure many hardships during her life.
(彼女は人生の中で多くの困難を耐えなければならなかった)

・Survive(生き残る)

「生き残る」「生存する」という意味。

危険や困難な状況を乗り越えて生き延びることを表現します。

例: He managed to survive the harsh winter.
(彼は厳しい冬を生き延びることができた)

・Weather(耐え抜く)

「耐え抜く」「乗り越える」という意味。

困難な状況を乗り越える力強さを示します。

例: They had to weather the storm together.
(彼らは一緒に嵐を耐え抜かなければならなかった)

「live through」の同義語

同義語は、「live through」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Experience(経験する)

「経験する」という意味。

特定の出来事や状況を実際に体験することを示します。

例: She experienced many challenges in her career.
(彼女はキャリアの中で多くの挑戦を経験した)

・Undergo(受ける)

「受ける」「経験する」という意味で、
特定の変化や状況を体験することを指します。

例: He had to undergo a lot of changes in his life.
(彼は人生の中で多くの変化を受けなければならなかった)

まとめ

「live through」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

live through を使った文章のNG例

それでは最後にlive through を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. I live through a great movie last night.
日本語訳:私は昨夜素晴らしい映画を見ました。
NGの理由:live throughは「経験する」という意味で使われるべきで、映画を観ることには適していません。

2. She lived through a beautiful song on the radio.
日本語訳:彼女はラジオで美しい歌を聴きました。
NGの理由:live throughは「生き延びる」や「経験する」という意味で、音楽を聴くことには使えません。

3. We will live through the delicious dinner at the restaurant.
日本語訳:私たちはレストランで美味しい夕食を楽しむでしょう。
NGの理由:live throughは通常、困難な状況や経験を指すため、食事を楽しむことには不適切です。

4. He lived through a great vacation in Hawaii.
日本語訳:彼はハワイで素晴らしい休暇を過ごしました。
NGの理由:vacation(休暇)は楽しい経験であり、live throughは通常、苦しい経験に使われるため不適切です。

5. They are living through a fun party right now.
日本語訳:彼らは今、楽しいパーティーを楽しんでいます。
NGの理由:楽しいパーティーは「生き延びる」ような経験ではないため、live throughの使い方としては間違っています。

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live through を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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see you again!