in substance の意味とフレーズ3選とNG例

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「実質的に」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、ビジネスシーンや学術的な議論、日常会話などを想定してご紹介したいと思います。
in substanceの意味
in substanceという表現は、特に正式な場面や論理的な議論でよく使われます。例えば、会議での意見交換の際に次のように使われることがあります。
A: This proposal is flawed in many ways.
B: Yes, but in substance, it addresses the main issues.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:この提案には多くの欠陥がある。
B:そうだけど、実質的には主要な問題に対処している。
そうなんです、in substanceは「表面的には問題があるが、実際には重要な点を押さえている」というニュアンスを持っています。
in substanceは要点を強調する時にも便利
また、よく聞く使い方は、要点を強調する時です。
A: What do you think about the new policy?
B: In substance, it promotes sustainability.
A: 新しい政策についてどう思う?
B: 実質的には、持続可能性を促進しているよ。
このように、「この政策の本質は何か?」という意味で使えます。
しばらく議論していないテーマにもin substanceは使える!
例えば、数ヶ月前に話し合ったテーマについて再度触れる場合、次のように言うことができます。
A: Last time we discussed the budget cuts.
B: Yes, and in substance, they will affect our resources significantly.
A: 前回、予算削減について話したよね。
B: うん、実質的には、私たちの資源に大きな影響を与えることになるよ。
このように、過去の議論を振り返りながら、実質的な影響を指摘することができます。
いかがでしたか?今回は in substance の意味を紹介しました。ビジネスや学術的な会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「in substance」の同義語と類語
「in substance」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「in substance」の類語
厳密には「in substance」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Essentially(本質的に)
「本質的に」「根本的に」という意味。
物事の核心や重要な部分を強調したいときに使われます。
例: Essentially, the project aims to improve community health.
(本質的に、このプロジェクトは地域の健康を改善することを目的としています)
・Fundamentally(根本的に)
「根本的に」「基本的に」という意味。
物事の基本的な性質や構造を示す際に用いられます。
例: The issues are fundamentally different from what we expected.
(その問題は私たちが予想していたものとは根本的に異なります)
・Basically(基本的に)
「基本的に」「大まかに」という意味。
物事の大枠や基本的な考え方を示すときに使われます。
例: Basically, we need to rethink our strategy.
(基本的に、私たちは戦略を再考する必要があります)
「in substance」の同義語
同義語は、「in substance」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・In essence(本質的に)
「本質的に」という意味で、
物事の核心や重要な部分を指し示します。
例: In essence, the argument is about fairness.
(本質的に、その議論は公平性についてです)
・In reality(実際には)
「実際には」という意味で、
理論や期待とは異なる現実の状況を示します。
例: In reality, the situation is more complex.
(実際には、その状況はもっと複雑です)
まとめ
「in substance」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
in substance を使った文章のNG例
それでは最後に in substance を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “In substance, I don’t like pizza because it has too many toppings.”
日本語訳: 「要するに、私はピザが好きではありません。トッピングが多すぎるからです。」
NGの理由: “In substance”は本質的な内容を示す表現であり、個人的な好みを述べる文脈には不適切です。
2. “In substance, the weather is nice today, but I prefer staying indoors.”
日本語訳: 「要するに、今日は天気が良いですが、私は屋内にいる方が好きです。」
NGの理由: “In substance”は主題の核心を示すべきで、天気の良さと個人の好みを結びつけるのは不自然です。
3. “In substance, I think the movie was boring, but the actors were good.”
日本語訳: 「要するに、その映画は退屈だと思いますが、俳優は良かったです。」
NGの理由: 映画の評価を述べる際に「in substance」を使うのは、評価の具体性を欠いているため不適切です。
4. “In substance, I enjoy reading books, especially mysteries.”
日本語訳: 「要するに、私は本を読むのが好きです。特にミステリーが。」
NGの理由: “In substance”は一般的な趣味を述べる際には使わず、具体的な内容を強調するための表現です。
5. “In substance, my friend is always late, which annoys me.”
日本語訳: 「要するに、私の友達はいつも遅れてくるので、私はイライラします。」
NGの理由: 友達の行動に対する感情を述べる際に「in substance」を使うのは、文の本質を捉えていないため不適切です。

