in dispute の意味とフレーズ3選とNG例

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「争っている、論争中である」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、ビジネスシーンや法律の場面、日常会話などを想定してご紹介したいと思います。
in disputeの意味
in disputeという表現は、特に法的な文脈やビジネスの交渉においてよく使われます。例えば、契約の内容について意見が分かれている場合、次のように使います。
A: The terms of the contract are still in dispute.
B: We need to resolve this issue before moving forward.
どういう意味なのでしょうか?これは
A: 契約の条件はまだ争っている状態だ。
B: 進める前にこの問題を解決する必要がある。
そうなんです、in disputeは「意見が対立している」や「解決されていない問題がある」という意味になります。
in disputeは法律の場面でもよく使われる
また、法律の場面では、特に訴訟や紛争に関連してよく聞かれる表現です。
A: The ownership of the property is in dispute.
B: That could lead to a lengthy court battle.
A: その不動産の所有権は争われている。
B: それは長引く裁判につながるかもしれないね。
このように、「所有権が争われている」という意味で使われ、法的な問題を示す際に便利です。
日常会話でも使えるin dispute
例えば、友人同士で意見が分かれた時に使うこともできます。
A: Our opinions on the movie are in dispute.
B: I thought it was great, but you didn’t like it at all!
A: 映画についての意見が対立しているね。
B: 僕は素晴らしいと思ったけど、君は全然好きじゃなかったね!
このように、カジュアルな会話でも「意見が対立している」という意味で使うことができます。
いかがでしたか?今回は in dispute の意味を紹介しました。ビジネスや法律、日常会話の中でぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「in dispute」の同義語と類語
「in dispute」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「in dispute」の類語
厳密には「in dispute」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Contested(争われている)
「争われている」「異議が唱えられている」という意味。
ある事柄が他の事柄によって反対されていることを
強調したいときに使われます。
例: The election results are contested by several candidates.
(選挙結果は複数の候補者によって争われている)
・Disputed(異議がある)
特定の事柄に対して「異議がある」「論争中である」という意味。
何かが正当性や真実性について疑問視されていることを表現します。
例: The ownership of the land is disputed.
(その土地の所有権は異議がある)
・Argued(論争されている)
ある事柄について「論争されている」「議論されている」という意味。
多くの場合、特定の問題や意見に関して
活発な議論が行われていることを示します。
例: The policy changes are argued by various stakeholders.
(その政策変更は様々な利害関係者によって論争されている)
「in dispute」の同義語
同義語は、「in dispute」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Controversial(論争のある)
「論争のある」「物議を醸す」という意味。
ある事柄が多くの人々の意見を分けることを示します。
例: The controversial decision sparked a heated debate.
(その論争のある決定は激しい議論を引き起こした)
・Debatable(議論の余地がある)
「議論の余地がある」「論じることができる」という意味で、
特定の意見や立場について異なる見解が存在することを指します。
例: The effectiveness of the new policy is debatable.
(新しい政策の効果については議論の余地がある)
まとめ
「in dispute」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
in dispute を使った文章のNG例
それでは最後にin dispute を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The weather is in dispute today.”
日本語訳: 「今日は天気が争われている。」
NGの理由: “in dispute”は通常、意見や権利の対立に使われる表現であり、天気に対しては不適切です。
2. “I am in dispute with my favorite pizza.”
日本語訳: 「私はお気に入りのピザと争っています。」
NGの理由: 食べ物に対して「in dispute」を使うのは不自然で、通常は人や意見に対して使う表現です。
3. “The cat is in dispute with the dog over the toy.”
日本語訳: 「猫が犬とおもちゃを巡って争っています。」
NGの理由: 動物同士の争いに「in dispute」を使うのは不適切で、よりカジュアルな表現が望ましいです。
4. “My homework is in dispute with my teacher.”
日本語訳: 「私の宿題が先生と争っています。」
NGの理由: 宿題自体が争うことはないため、文脈が不自然です。正しくは「私の宿題について先生と意見が対立している」とすべきです。
5. “The cake is in dispute because it tastes bad.”
日本語訳: 「ケーキがまずいので争われています。」
NGの理由: ケーキの味に対して「in dispute」を使うのは不適切で、味に関する意見は「disputed」ではなく、単に「悪い」と表現すべきです。

