cursory の意味とフレーズ3選とNG例


cursory の解説
cursoryは「ざっとした」「表面的な」という意味の形容詞。物事を深く考えずに行う様子を表す。例えば、調査や分析が不十分である場合に使われることが多い。注意や詳細を欠いた行動や評価を指摘する際に用いられる。日常会話やビジネスシーンで、軽視や不注意を示す際に適切な表現。
英会話のポタル
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今日はcursory について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「cursory」
「ざっとした、表面的な」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

cursoryの意味

cursoryという表現は、特に何かを急いで行う際に使われることが多いです。例えば、仕事でのミーティングの準備をする時、次のように使います。

A: Did you have time to review the report?

B: Yes, but I only did a cursory review.

どういう意味なのでしょうか?これは

A:そのレポートを見直す時間はあった?

B:うん、でもざっとした見直ししかできなかったよ。

そうなんです、cursoryは「詳細に調べるのではなく、表面的に見る」というニュアンスを持っています。

cursoryは注意が必要な時に使える

また、cursoryは注意が必要な場面でも使われます。

A: How was the inspection?

B: The inspector gave it a cursory glance.

A: 検査はどうだった?

B: 検査官はざっと見ただけだったよ。

このように、「表面的にしか見ていない」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもcursoryは使える!

例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、最近の出来事について話すとします。
A: How was your vacation?

B: It was nice, but I only had a cursory look at the sights.

A: 休暇はどうだった?

B: 良かったけど、観光地をざっと見ただけだったよ。

このように、cursoryを使うことで、物事を深く理解していないことを伝えることができます。

いかがでしたか?今回は cursory の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「cursory」の同義語と類語

「cursory」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「cursory」の類語

厳密には「cursory」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Superficial(表面的な)

「表面的な」「浅い」という意味。

物事の深い理解や詳細を欠いていることを強調したいときに使われます。

例: His analysis was superficial and missed key points.
(彼の分析は表面的で、重要な点を見逃していた)

・Brief(簡潔な)

「短い」「簡潔な」という意味。

情報や説明が短時間で行われることを表現します。

例: She gave a brief overview of the project.
(彼女はプロジェクトの簡潔な概要を説明した)

・Hasty(急いだ)

「急いだ」「慌ただしい」という意味。

十分な注意を払わずに行動することを示します。

例: His hasty decision led to several mistakes.
(彼の急いだ決定は多くの間違いを引き起こした)

「cursory」の同義語

同義語は、「cursory」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Perfunctory(おざなりな)

「おざなりな」「形式的な」という意味。

表面的に行われることが多く、深い関与がないことを示します。

例: The perfunctory review failed to catch the errors.
(そのおざなりなレビューは誤りを見逃した)

・Casual(カジュアルな)

「カジュアルな」「軽い」という意味で、
あまり真剣に取り組まない様子を指します。

例: His casual approach to the task resulted in poor quality.
(彼のカジュアルなアプローチは質の低下を招いた)

まとめ

「cursory」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

cursory を使った文章のNG例

それでは最後にcursory を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. “I gave a cursory glance at the report, and I think it’s fine.”
日本語訳: 「報告書をざっと見たけど、大丈夫だと思う。」
NGの理由: cursoryは「表面的な、いい加減な」という意味があるため、重要な報告書に対して使うと信頼性を欠く印象を与える。

2. “Her cursory understanding of the topic made her unprepared for the discussion.”
日本語訳: 「彼女のそのトピックに対するざっくりとした理解は、議論に備えるのを妨げた。」
NGの理由: cursoryは「浅い理解」を示すため、重要な議論に対して使うと、準備不足を強調することになる。

3. “The teacher gave a cursory explanation of the assignment.”
日本語訳: 「先生は課題についてざっくりとした説明をした。」
NGの理由: cursoryは「不十分な説明」を意味するため、教育的な文脈では不適切で、学生に混乱を招く可能性がある。

4. “He performed a cursory inspection of the car before buying it.”
日本語訳: 「彼は車を買う前にざっと点検した。」
NGの理由: cursoryは「表面的な点検」を意味し、重要な購入に対して不十分な注意を払ったことを示すため、リスクを伴う行動とされる。

5. “After a cursory review, I decided to invest in the company.”
日本語訳: 「ざっとレビューした後、その会社に投資することに決めた。」
NGの理由: cursoryは「軽い調査」を意味し、投資に対して慎重さが欠けている印象を与え、無責任な決定と見なされる。

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cursory を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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see you again!