by the same token の意味とフレーズ3選とNG例


by the same token の解説
「by the same token」は、前述の事柄と同様の理由や状況を示す表現。日本語では「同様に」や「それと同じように」と訳されることが多い。ある主張や意見を支持する際に、別の関連する事例を挙げて強調する際に使われる。論理的なつながりを示し、議論を深める役割を果たす。特に、対比や類似性を強調する文脈で効果的に用いられる。英語の会話や文章で頻繁に見られる表現。
英会話のポタル
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今日はby the same token について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「by the same token」
「同様に」という意味になります。

この表現は、ある事柄が他の事柄と同じ理由や根拠で成り立つことを示す際に使われます。それでは、さっそく日常会話やビジネスシーンなどでの使い方を見ていきましょう。

by the same tokenの意味

by the same tokenという表現は、特に論理的なつながりを示す際に使われます。例えば、ある意見を述べた後に、その意見が他の状況にも当てはまることを示す時に使います。

A: I think we should invest more in renewable energy.

B: By the same token, we need to reduce our reliance on fossil fuels.

どういう意味でしょうか?これは

A: 再生可能エネルギーにもっと投資すべきだと思う。

B: 同様に、化石燃料への依存を減らす必要がある。

このように、ある提案に対して、それに関連する別の提案を加える際に使われます。

by the same tokenは意見を強調する時にも便利

また、よく使われる場面は、意見を強調する時です。

A: We should prioritize mental health in our policies.

B: By the same token, physical health should not be overlooked.

A: 私たちの政策ではメンタルヘルスを優先すべきだ。

B: 同様に、フィジカルヘルスも無視してはいけない。

このように、「あることを重視するなら、別のことも同じように重視すべきだ」という意味で使えます。

しばらく会っていない人との会話でもby the same tokenは使える!

例えば、友人と久しぶりに会った時に、最近の出来事について話すことがあります。
A: I’ve been focusing on my career lately.

B: By the same token, I’ve been trying to improve my skills as well.

A: 最近キャリアに集中しているんだ。

B: 同様に、私もスキルを向上させようと努力しているよ。

このように、相手の話に関連して自分の状況を述べる際に使うと、会話がスムーズに進みます。

いかがでしたか?今回は by the same token の意味と使い方を紹介しました。日常会話やビジネスシーンでぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「by the same token」の同義語と類語

「by the same token」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「by the same token」の類語

厳密には「by the same token」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・In the same way(同様に)

「同じ方法で」「同様に」という意味。

ある事柄が他の事柄と同じように適用されることを
強調したいときに使われます。

例: She loves reading; in the same way, her brother enjoys books.
(彼女は読書が好きだ。同様に、彼女の兄も本を楽しんでいる)

・Likewise(同様に)

「同様に」「同じく」という意味。

前述の内容に対して、同じ考えや状況を示す際に使われます。

例: He is a talented musician; likewise, his sister is an excellent singer.
(彼は才能ある音楽家だ。同様に、彼の妹も優れた歌手だ)

・Similarly(同様に)

「同様に」「似たように」という意味。

ある事柄が他の事柄と似た状況や結果を持つことを示します。

例: The first experiment was successful; similarly, the second one yielded positive results.
(最初の実験は成功した。同様に、2回目も良い結果を得た)

「by the same token」の同義語

同義語は、「by the same token」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Consequently(その結果)

「その結果」「したがって」という意味。

ある事柄が他の事柄の結果として生じることを示します。

例: She studied hard; consequently, she passed the exam.
(彼女は一生懸命勉強した。その結果、試験に合格した)

・Therefore(したがって)

「したがって」「それゆえ」という意味で、
前述の内容から導かれる結論を示します。

例: It was raining; therefore, we stayed indoors.
(雨が降っていた。したがって、私たちは屋内にいた)

まとめ

「by the same token」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

by the same token を使った文章のNG例

それでは最後に by the same token を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. I love to swim, by the same token, I hate getting wet.
日本語訳:私は泳ぐのが大好きですが、同じ理由で濡れるのが嫌いです。
NGの理由:by the same tokenは、前の文と同じ理由で別の事実を述べる際に使うべきですが、ここでは矛盾した内容になっているため不適切です。

2. She is very talented; by the same token, she never practices.
日本語訳:彼女はとても才能があります。同じ理由で、彼女は決して練習しません。
NGの理由:才能があることと練習しないことは因果関係がないため、by the same tokenの使い方として不適切です。

3. He is a great leader; by the same token, he often makes mistakes.
日本語訳:彼は素晴らしいリーダーです。同じ理由で、彼はしばしば間違いを犯します。
NGの理由:リーダーシップと間違いを犯すことは直接的な関連がないため、by the same tokenの使用が不適切です。

4. I enjoy reading books; by the same token, I dislike learning.
日本語訳:私は本を読むのが好きですが、同じ理由で学ぶのが嫌いです。
NGの理由:読書と学ぶことは通常関連しているため、by the same tokenの使い方が不適切です。

5. The weather is nice today; by the same token, I forgot my umbrella.
日本語訳:今日は天気が良いですが、同じ理由で傘を忘れました。
NGの理由:天気が良いことと傘を忘れることは無関係であり、by the same tokenの使い方として不適切です。

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by the same token を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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see you again!