brusque の意味とフレーズ3選とNG例
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「ぶっきらぼうな、無愛想な」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、ビジネスシーン、友人との会話などを想定してご紹介したいと思います。
brusqueの意味
brusqueという表現は、特に人の態度や言葉遣いに関して使われることが多いです。例えば、ビジネスの場面で上司が部下に対して次のように言った場合を考えてみましょう。
A: Can you finish this report by tomorrow?
B: Yes, I will do my best.
この場合、もしAが
A: Finish this report by tomorrow.
と、ぶっきらぼうに指示したとしたら、Aの態度は
A: 明日までにこのレポートを終わらせて。
というように、少し冷たく感じられるかもしれません。これが「brusque」の使い方です。
brusqueは人間関係に影響を与える
また、よく聞く使い方は、他人とのコミュニケーションにおいて、相手に不快感を与える場合です。
A: I thought you were going to help me with this project.
B: I don’t have time for that.
A: このプロジェクトを手伝ってくれると思ってたんだけど。
B: そんなことに時間はないよ。
このように、Bの返答は非常にぶっきらぼうで、相手に対して配慮が欠けている印象を与えます。
brusqueは注意が必要な表現
例えば、友人との会話で、何かを頼んだ時に
A: Can you pass me the salt?
と頼んだ時に、もしBが
B: Get it yourself.
と返した場合、これは
A: 塩を取ってくれる?
B: 自分で取れよ。
というように、ぶっきらぼうな返答になり、友人関係に亀裂を生む可能性があります。
このように、相手の気持ちを考えずにぶっきらぼうに接すると、コミュニケーションがうまくいかなくなることがあります。
いかがでしたか?今回は brusque の意味とその使い方について紹介しました。日常会話の中で、相手に配慮した言葉遣いを心がけることが大切です。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「brusque」の同義語と類語
「brusque」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「brusque」の類語
厳密には「brusque」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Curt(ぶっきらぼうな)
「ぶっきらぼうな」「そっけない」という意味。
相手に対してあまり感情を表さず、
短い言葉で返答する様子を表現します。
例: His curt reply surprised everyone.
(彼のぶっきらぼうな返事は皆を驚かせた)
・Abrasive(無愛想な)
「無愛想な」「人を不快にさせる」という意味。
他人に対して冷たく、時には攻撃的な態度を示すことを指します。
例: Her abrasive manner made it hard to work with her.
(彼女の無愛想な態度は、彼女と一緒に働くのを難しくした)
・Terse(簡潔な)
「簡潔な」「無駄のない」という意味。
言葉数が少なく、要点だけを伝える様子を示しますが、
時には冷たく感じられることもあります。
例: His terse comments left no room for discussion.
(彼の簡潔なコメントは議論の余地を残さなかった)
「brusque」の同義語
同義語は、「brusque」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Blunt(率直な)
「率直な」「遠慮のない」という意味。
直接的に物事を言うことを指し、
時には相手を傷つけることもあります。
例: His blunt remarks often offend people.
(彼の率直な発言はしばしば人を傷つける)
・Rude(失礼な)
「失礼な」「無礼な」という意味で、
他人に対して礼儀を欠いた態度を示します。
例: It was rude of him to interrupt the meeting.
(彼が会議を中断するのは失礼だった)
まとめ
「brusque」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
brusque を使った文章のNG例
それでは最後にbrusque を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “His brusque manner made everyone feel welcome at the party.”
日本語訳: 彼のぶっきらぼうな態度は、パーティーで皆を歓迎させた。
NGの理由: “brusque”は無愛想や冷たい態度を指すため、歓迎するという文脈には合わない。
2. “She was brusque when she complimented his work.”
日本語訳: 彼女は彼の仕事を褒めるときにぶっきらぼうだった。
NGの理由: 褒める行為は通常、優しさや配慮を伴うため、ぶっきらぼうな態度は不適切。
3. “The teacher’s brusque feedback helped the students feel more confident.”
日本語訳: 教師のぶっきらぼうなフィードバックは、生徒たちをより自信にさせた。
NGの理由: “brusque”は厳しい印象を与えるため、自信を持たせる効果とは逆の意味になる。
4. “He gave a brusque apology after forgetting her birthday.”
日本語訳: 彼は彼女の誕生日を忘れた後、ぶっきらぼうに謝った。
NGの理由: 謝罪は通常、誠意を持って行うべきであり、ぶっきらぼうな態度は不適切。
5. “Her brusque response made the conversation flow smoothly.”
日本語訳: 彼女のぶっきらぼうな返答は、会話をスムーズに進めた。
NGの理由: “brusque”は会話をぎこちなくすることが多いため、スムーズに進めるという文脈には合わない。