compulsory の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「compulsory」
「義務的な、強制的な」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、教育現場や法律、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
compulsoryの意味
compulsoryという表現は、特に法律や教育の文脈でよく使われます。例えば、学校での授業やカリキュラムに関して次のように使います。
A: Is physical education a compulsory subject?
B: Yes, all students must take it.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:体育は必修科目ですか?
B:はい、全ての生徒が受けなければなりません。
そうなんです、compulsoryは「必ず行わなければならない」という意味で、特に義務教育や法律に関連して使われることが多いです。
compulsoryは法律にも関連する
また、法律の文脈でもよく使われる表現です。
A: Are seat belts compulsory in this state?
B: Yes, it’s against the law not to wear one.
A: この州ではシートベルトは義務ですか?
B: はい、着用しないと法律違反になります。
このように、「法律で定められている」という意味で使われることが多いです。
compulsoryはビジネスシーンでも使える!
例えば、企業の研修やセミナーに関して次のように使うことができます。
A: Is the training session compulsory for all employees?
B: Yes, attendance is mandatory.
A: その研修は全社員にとって義務ですか?
B: はい、出席は必須です。
このように、ビジネスの場でも「必ず参加しなければならない」という意味で使われます。
いかがでしたか?今回はcompulsoryの意味を紹介しました。教育や法律、ビジネスの場面でぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「compulsory」の同義語と類語
「compulsory」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「compulsory」の類語
厳密には「compulsory」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Mandatory(義務的な)
「義務的な」「強制的な」という意味。
何かが法律や規則によって必ず行わなければならないことを示します。
例: Attendance at the meeting is mandatory.
(会議への出席は義務です)
・Obligatory(義務のある)
「義務のある」「必須の」という意味。
特定の条件や状況において、行うことが求められることを表現します。
例: It is obligatory to wear a helmet while riding a bike.
(自転車に乗る際はヘルメットを着用することが義務です)
・Required(必要な)
「必要な」「求められる」という意味。
特定の状況や条件において、必ず満たさなければならない要件を示します。
例: A valid ID is required for entry.
(入場には有効なIDが必要です)
「compulsory」の同義語
同義語は、「compulsory」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Enforced(強制された)
「強制された」「施行された」という意味。
法律や規則が実際に適用され、従わなければならないことを示します。
例: The new regulations are enforced by the government.
(新しい規則は政府によって強制されています)
・Imperative(必須の)
「必須の」「緊急の」という意味で、
何かが非常に重要であることを強調します。
例: It is imperative to follow the safety guidelines.
(安全ガイドラインに従うことは必須です)
まとめ
「compulsory」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
compulsory を使った文章のNG例
それでは最後にcompulsory を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “It is compulsory to wear a hat if you don’t want to.”
– 日本語訳: 「帽子をかぶりたくないなら、かぶることが義務です。」
– NGの理由: 義務であるなら、選択肢がないため「もし~でなければ」という条件は不適切。
2. “The meeting is compulsory, but you can skip it if you want.”
– 日本語訳: 「会議は義務ですが、行きたくなければスキップしてもいいです。」
– NGの理由: 義務であるなら、スキップすることは許可されないため矛盾している。
3. “It’s compulsory to submit the report, but late submissions are accepted.”
– 日本語訳: 「報告書の提出は義務ですが、遅れての提出も受け付けます。」
– NGの理由: 義務である場合、遅れた提出を受け入れることは義務の意味を損なう。
4. “You must attend the compulsory training, unless you have other plans.”
– 日本語訳: 「他の予定がなければ、義務のトレーニングに参加しなければなりません。」
– NGの理由: 義務である場合、他の予定があっても参加しなければならないため、条件を付けるのは不適切。
5. “It’s compulsory to follow the rules, but you can choose which ones to follow.”
– 日本語訳: 「ルールに従うことは義務ですが、どのルールに従うかは選べます。」
– NGの理由: 義務であるなら、選択肢があることは矛盾しており、ルール全体に従う必要がある。