compliance の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「compliance」
「コンプライアンス」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、ビジネスシーンや法律、教育の場などを想定してご紹介したいと思います。
complianceの意味
compliance という表現は特にビジネスや法律の文脈でよく使われます。企業が法律や規則に従っているかどうかを確認する際、例えば次のように使います。
A: We need to ensure our compliance with the new regulations.
B: Absolutely, we should conduct an audit.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:新しい規則に対するコンプライアンスを確保する必要がある。
B:もちろん、監査を行うべきだね。
そうなんです、法律や規則に従うことを指す言葉になります。
complianceは企業の責任を示す時にも便利
また、よく聞く使い方は、企業の責任を示す時です。
A: What measures are we taking for compliance?
B: We are implementing new training programs.
A: どんなコンプライアンス対策を講じているの?
B: 新しい研修プログラムを実施しているよ。
このように、「法律や規則に従うために何をしているの?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもcomplianceの話ができる!
例えば、ビジネスパートナーと数ヶ月ぶりに会ったとします。長い期間会っていなかったとすると、
A: Hey! How’s your company’s compliance been lately?
B: Hey! We’ve made significant improvements. How about yours?
A: おー!久しぶりだね、最近のコンプライアンスはどう?
B: やあ!かなりの改善があったよ。君のところはどう?
のように、ビジネスの近況を話す際にも使えます。
なお、このBの返答のように、自分の状況を簡単に伝えた後、How about YOUR compliance?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。
いかがでしたか?今回は compliance の意味を紹介しました。ビジネスや法律の場面で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「compliance」の同義語と類語
「compliance」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「compliance」の類語
厳密には「compliance」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Adherence(遵守)
「遵守する」という意味で、
特定の規則や基準に従うことを強調します。
例: The company has strict adherence to safety regulations.
(その会社は安全規則を厳格に遵守している)
・Conformity(適合)
「適合する」「従う」という意味で、
特定の基準や要求に合致することを示します。
例: The product is in conformity with industry standards.
(その製品は業界基準に適合している)
・Obedience(服従)
「服従する」という意味で、
指示や命令に従うことを強調します。
例: The soldiers showed obedience to their commanding officer.
(その兵士たちは指揮官に服従した)
「compliance」の同義語
同義語は、「compliance」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Agreement(合意)
「合意する」という意味で、
特定の条件や要求に同意することを指します。
例: The parties reached an agreement on the terms.
(当事者は条件について合意に達した)
・Submission(提出、服従)
「提出する」「服従する」という意味で、
要求や規則に従うことを示します。
例: The submission of documents is required for approval.
(承認のために書類の提出が必要です)
まとめ
「compliance」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
compliance を使った文章のNG例
それでは最後にcompliance を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The company has a compliance with all regulations.”
日本語訳: 「その会社はすべての規制に対してコンプライアンスがあります。」
NGの理由: “compliance” は名詞であり、前に “a” や “the” をつけて使うことはできません。正しくは “The company is in compliance with all regulations.” です。
2. “We need to ensure compliance to the new policy.”
日本語訳: 「私たちは新しい方針に対するコンプライアンスを確保する必要があります。」
NGの理由: “compliance” は “with” と一緒に使う必要があります。正しくは “ensure compliance with the new policy.” です。
3. “The compliance of the project was successful.”
日本語訳: 「そのプロジェクトのコンプライアンスは成功しました。」
NGの理由: “compliance” は状態を表す名詞であり、成功したかどうかを表現するのには不適切です。正しくは “The project was in compliance.” です。
4. “He is responsible for the compliance of the team.”
日本語訳: 「彼はチームのコンプライアンスに責任があります。」
NGの理由: “compliance” は通常、規則や基準に従うことを指し、個人やチームの責任を示すのには不適切です。正しくは “He is responsible for ensuring the team’s compliance.” です。
5. “The compliance is very important for our business.”
日本語訳: 「コンプライアンスは私たちのビジネスにとって非常に重要です。」
NGの理由: “compliance” は具体的なものを指す場合が多く、一般的に使うのは不自然です。正しくは “Compliance with regulations is very important for our business.” です。