break up の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「break up」
「別れる」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの恋愛や友人関係、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
break upの意味
break upという表現は特に恋愛関係においてよく使われます。カップルが別れる時、例えば次のように使います。
A: Did you hear that Sarah and Tom decided to break up?
B: Yes, I heard. It’s really sad.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:サラとトムが別れることにしたって聞いた?
B:うん、聞いたよ。本当に悲しいね。
そうなんです、恋人同士が関係を終わらせることを指します。
break upは友人関係にも使える
また、break upは恋愛だけでなく、友人関係にも使われることがあります。
A: I heard you and Mike had a fight and decided to break up as friends.
B: Yeah, it was a tough decision, but we needed some space.
A: マイクと喧嘩して友達として別れることにしたって聞いたよ。
B: うん、難しい決断だったけど、少し距離が必要だったんだ。
このように、友人同士の関係が終わる時にも使えます。
break upはビジネスシーンでも使える!
例えば、ビジネスパートナーとの関係が終わった場合にも使います。
A: The company decided to break up with their supplier.
B: That’s interesting. I wonder what led to that decision.
A: その会社はサプライヤーとの関係を終わらせることにしたんだ。
B: それは興味深いね。何がその決断につながったのかな。
このように、ビジネスの文脈でも「関係を終わらせる」という意味で使われます。
いかがでしたか?今回は break up の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「break up」の同義語と類語
「break up」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「break up」の類語
厳密には「break up」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Dissolve(解消する)
「解消する」「消滅させる」という意味。
関係や組織が正式に終わることを強調したいときに使われます。
例: The partnership was dissolved after five years.
(そのパートナーシップは5年後に解消された)
・Separate(分ける)
「分ける」「離す」という意味。
物理的または感情的に何かを分けることを表現します。
例: They decided to separate after many arguments.
(彼らは多くの口論の後に別れることに決めた)
・Part(分かれる)
「分かれる」「別れる」という意味。
人々が物理的または感情的に離れることを示します。
例: The friends parted ways after graduation.
(友人たちは卒業後に別れた)
「break up」の同義語
同義語は、「break up」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・End(終わらせる)
「終わらせる」という意味。
関係や活動が終了することを示します。
例: They decided to end their relationship amicably.
(彼らは友好的に関係を終わらせることに決めた)
・Terminate(終了する)
「終了する」という意味で、
特定の契約や関係を正式に終わらせることを指します。
例: The contract was terminated due to non-compliance.
(契約は不履行のため終了された)
まとめ
「break up」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
break up を使った文章のNG例
それでは最後にbreak up を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “I need to break up my homework before I submit it.”
日本語訳: “提出する前に宿題を分ける必要がある。”
NGの理由: “break up”は「分ける」という意味では使われず、主に人間関係の解消に使われる。
2. “They decided to break up the meeting into smaller groups.”
日本語訳: “彼らは会議を小さなグループに分けることに決めた。”
NGの理由: “break up”は会議を分ける際には適切ではなく、通常は「divide」や「split」を使うべき。
3. “I want to break up with my job because it’s too boring.”
日本語訳: “仕事が退屈すぎるので辞めたい。”
NGの理由: “break up”は恋愛関係に使う表現であり、仕事に対しては「quit」や「resign」を使うのが適切。
4. “Let’s break up the cake into pieces for the party.”
日本語訳: “パーティーのためにケーキを切り分けよう。”
NGの理由: 食べ物を切り分ける場合は「cut up」や「slice」を使うべきで、”break up”は不適切。
5. “I need to break up with my old car; it doesn’t work anymore.”
日本語訳: “古い車と別れなければならない; もう動かない。”
NGの理由: 車や物に対しては「get rid of」や「dispose of」を使うのが適切で、”break up”は人間関係に限定される。