backlash の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「backlash」
「反発」や「逆風」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、ビジネスシーン、社会問題などを想定してご紹介したいと思います。
backlashの意味
backlashという表現は、特に社会的な議論やビジネスの決定に対しての反応としてよく使われます。例えば、ある企業が新しい政策を発表した際に、次のように使われることがあります。
A: Did you hear about the new policy?
B: Yes, but there’s been a lot of backlash from the employees.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:新しい政策について聞いた?
B:うん、でも従業員からの反発がすごいよ。
そうなんです、backlashは「反発」や「否定的な反応」を指す言葉です。
backlashは社会問題にも関連する
また、backlashは社会的な問題に対する反応を示す時にもよく使われます。
A: There has been a significant backlash against the new law.
B: I can understand why people are upset.
A: 新しい法律に対して大きな反発が起きているよ。
B: 人々が怒っている理由は理解できるよ。
このように、「何かに対する反発」や「否定的な反応」を表現する際に使えます。
backlashは予期しない反応を示すことも
例えば、ある有名人が発言をした後に、予期しない反応が起こった場合、次のように言うことができます。
A: Did you see the comments on social media after her statement?
B: Yes, there was a huge backlash from the public.
A: 彼女の発言の後、SNSのコメント見た?
B: うん、一般の人々からの大きな反発があったよ。
このように、予期しない反応や反発を表現する際にも使われます。
いかがでしたか?今回はbacklashの意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンでぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「backlash」の同義語と類語
「backlash」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「backlash」の類語
厳密には「backlash」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Repercussion(影響、反響)
「影響」や「反響」という意味。
ある行動や出来事が引き起こす結果や反応を強調したいときに使われます。
例: The decision had serious repercussions for the company.
(その決定は会社に深刻な影響を与えた)
・Reaction(反応)
「反応」という意味で、
特定の出来事や状況に対する人々の反応を表現します。
例: The public’s reaction to the policy was overwhelmingly negative.
(その政策に対する公衆の反応は圧倒的に否定的だった)
・Backfire(逆効果をもたらす)
ある行動が「逆効果をもたらす」という意味。
意図した結果とは逆の結果を引き起こすことを示します。
例: The plan backfired, leading to more problems.
(その計画は逆効果をもたらし、さらなる問題を引き起こした)
「backlash」の同義語
同義語は、「backlash」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Revolt(反乱、反発)
「反乱」や「反発」という意味。
特定の状況に対して人々が持つ強い反発心を示します。
例: The community revolted against the new regulations.
(地域社会は新しい規制に反発した)
・Opposition(反対、対立)
「反対」や「対立」という意味で、
特定の意見や行動に対する反対の立場を指します。
例: There was significant opposition to the proposed changes.
(提案された変更に対して大きな反対があった)
まとめ
「backlash」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
backlash を使った文章のNG例
それでは最後にbacklash を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The backlash from the new policy was overwhelming, leading to a significant increase in sales.”
日本語訳: 「新しい政策に対する反発は圧倒的で、売上が大幅に増加した。」
NGの理由: backlashは通常、否定的な反応や反発を指すため、ポジティブな結果と結びつけるのは不適切。
2. “After the backlash, the company decided to double down on their controversial decision.”
日本語訳: 「反発の後、会社は物議を醸す決定を強化することに決めた。」
NGの理由: backlashは通常、否定的な反応を示すため、それに対して強化するという行動は矛盾している。
3. “The backlash from the audience was so positive that they received a standing ovation.”
日本語訳: 「観客からの反発は非常にポジティブで、スタンディングオベーションを受けた。」
NGの理由: backlashは反発や否定的な反応を意味するため、ポジティブな反応と結びつけるのは誤り。
4. “She faced backlash for her successful project, which was unexpected.”
日本語訳: 「彼女は成功したプロジェクトのために反発に直面したが、それは予想外だった。」
NGの理由: 成功したプロジェクトに対して反発があるのは一般的ではなく、文脈が不自然。
5. “The backlash against the new product was minimal, indicating strong market support.”
日本語訳: 「新製品に対する反発は最小限で、市場の強い支持を示している。」
NGの理由: backlashが「反発」を意味するため、反発が少ないことを強い支持と結びつけるのは誤解を招く。