argue の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「argue」
「主張する、議論する」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
argueの意味
argueという表現は、特に意見が対立する場面でよく使われます。友人や同僚と意見が食い違った時、例えば次のように使います。
A: I think we should go with option A.
B: I disagree. I think we should argue for option B.
どういう意味なのでしょうか?これは
A: 私はA案にすべきだと思う。
B: それには反対だ。B案を主張すべきだと思う。
そうなんです、意見を述べたり、対立する意見を持つことを表現しています。
argueは議論を深める時にも便利
また、よく聞く使い方は、議論を深める時です。
A: Can you argue your point further?
B: Sure! I believe that option B is more cost-effective.
A: もう少しその意見を主張してもらえる?
B: もちろん!B案の方がコスト効率が良いと思う。
このように、「その意見をもっと詳しく説明してもらえる?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人との議論でもargueは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、意見が対立した場合、次のように言うことができます。
A: Hey! I heard you argued about the project last week.
B: Yes! We had a heated discussion about the direction we should take.
A: おー!久しぶりだね、そのプロジェクトについて議論したって聞いたよ。
B: うん!私たちは進むべき方向について激しい議論を交わしたよ。
のように、過去の出来事として議論を振り返ることもできます。
なお、このBの返答のように、自分の意見を簡単に伝えた後、相手の意見を尋ねるととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は argue の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「argue」の同義語と類語
「argue」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「argue」の類語
厳密には「argue」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Debate(討論する)
「討論する」という意味で、
特定のテーマについて意見を交わすことを指します。
議論がより形式的で、複数の視点が存在する場合に使われます。
例: They will debate the new policy at the meeting.
(彼らは会議で新しい方針について討論する予定です)
・Dispute(争う)
「争う」「論争する」という意味で、
意見の相違がある場合に使われます。
特に、対立する意見が強調されるときに適しています。
例: The two parties dispute the terms of the contract.
(両者は契約の条件について争っています)
・Contend(主張する)
「主張する」という意味で、
自分の意見や立場を強く表明することを指します。
特に、他者と対立する場合に使われることが多いです。
例: She contends that the new law is unfair.
(彼女は新しい法律が不公平だと主張しています)
「argue」の同義語
同義語は、「argue」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Assert(主張する)
「主張する」という意味で、
自分の意見や立場を強く表明することを指します。
特に、確信を持って意見を述べる場合に使われます。
例: He asserted his right to speak.
(彼は発言する権利を主張した)
・Claim(主張する)
「主張する」という意味で、
特定の事実や意見を自分のものとして述べることを指します。
例: She claims that she was not informed of the changes.
(彼女は変更について知らされていなかったと主張しています)
まとめ
「argue」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
argue を使った文章のNG例
それでは最後にargue を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. I argue that the sky is blue because it is daytime.
(私は空が青いと主張します、なぜなら昼間だからです。)
NGの理由:昼間であることは空が青い理由として不十分で、主張が弱い。
2. She argues to me that I should go to the party.
(彼女は私にパーティーに行くべきだと主張します。)
NGの理由:「argue to」という表現は不自然で、正しくは「argue with」や「argue that」を使うべき。
3. They argue about the weather is nice today.
(彼らは今日の天気が良いことについて議論します。)
NGの理由:「about」の後に続く文が不完全で、正しくは「argue that the weather is nice today」とする必要がある。
4. I argue for my friend to take the job.
(私は友達にその仕事を取るよう主張します。)
NGの理由:「argue for」は通常、支持する立場を示す際に使われるため、ここでは「argue that」や「advise」を使うべき。
5. He argues that he is the best player, but I think he is wrong.
(彼は自分が最高の選手だと主張しますが、私は彼が間違っていると思います。)
NGの理由:主張と反論が混在しており、文の流れが不明瞭になる。主張を明確に分ける必要がある。