vacillate の意味とフレーズ3選とNG例

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「揺れ動く、迷う」という意味になります。
この言葉は、特に決断を下す際に心が揺れ動く様子を表現するのに使われます。それでは、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
vacillateの意味
vacillateという表現は、特に選択肢が多い時や、意見が定まらない時によく使われます。例えば、友人と一緒にどのレストランに行くか決める時、次のように使います。
A: I can’t decide where to eat. I keep vacillating between Italian and Mexican.
B: Why not try that new Italian place?
どういう意味なのでしょうか?これは
A:どこで食べるか決められないよ。イタリアンとメキシカンの間で揺れ動いてる。
B:じゃあ、新しいイタリアンのお店に行ってみたら?
そうなんです、vacillateは「決めかねている」というニュアンスを持っています。
vacillateは意見を決める時にも便利
また、よく聞く使い方は、意見を決める時です。
A: I’m vacillating on whether to take the job offer or not.
B: Take your time to think it over.
A: その仕事のオファーを受けるかどうか、迷ってるんだ。
B: 考える時間を持ってね。
このように、「どうするか決めかねている」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもvacillateは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、最近の決断について話すことができます。
A: Hey! I’ve been vacillating about moving to a new city.
B: Oh really? What’s holding you back?
A: やあ!新しい街に引っ越すかどうか迷ってるんだ。
B: そうなんだ!何が決めかねているの?
のように、最近の迷いや決断について話すことができます。
なお、このAの返答のように、自分の状況を簡単に伝えた後、vacillatingのように動詞を使うととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は vacillate の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「vacillate」の同義語と類語
「vacillate」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「vacillate」の類語
厳密には「vacillate」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Waver(揺れる、迷う)
「揺れる」「迷う」という意味。
決断を下す際に心が揺れ動く様子を表現します。
例: She began to waver in her decision.
(彼女は決断に迷い始めた)
・Fluctuate(変動する)
「変動する」という意味で、
状況や状態が一定でないことを示します。
特に数値や感情が上下する様子を表現する際に使われます。
例: The stock prices fluctuate daily.
(株価は日々変動する)
・Hesitate(ためらう)
「ためらう」という意味で、
行動を起こす前に迷うことを示します。
決断を下すのに時間がかかる様子を表現します。
例: He hesitated before answering the question.
(彼は質問に答える前にためらった)
「vacillate」の同義語
同義語は、「vacillate」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Oscillate(振動する、揺れ動く)
「振動する」「揺れ動く」という意味。
物理的な動きだけでなく、感情や意見が揺れ動く様子を表現します。
例: His opinions oscillate between two extremes.
(彼の意見は二つの極端の間で揺れ動く)
・Dither(迷う、ためらう)
「迷う」「ためらう」という意味で、
決断を下すのに時間がかかる様子を示します。
例: She tends to dither when making important choices.
(彼女は重要な選択をする際に迷う傾向がある)
まとめ
「vacillate」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
vacillate を使った文章のNG例
それでは最後にvacillate を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. I vacillate my decision to go to the party.
– 私はパーティーに行く決断をvacillateします。
– NGの理由: “vacillate”は動詞であり、主語が「vacillate」することはできません。正しくは「I vacillate about my decision to go to the party.」のように使うべきです。
2. She vacillates between the two options, but she is very sure.
– 彼女は二つの選択肢の間でvacillateしますが、非常に確信しています。
– NGの理由: “vacillate”は迷いや揺れ動くことを意味するため、確信がある場合には使えません。矛盾した内容になります。
3. The weather vacillates a lot in summer.
– 夏の天気はたくさんvacillateします。
– NGの理由: “vacillate”は人や意見に対して使う言葉であり、天気に対しては不適切です。天気には「変わる」や「不安定である」という表現を使うべきです。
4. I vacillate my homework every day.
– 私は毎日宿題をvacillateします。
– NGの理由: “vacillate”は決定や意見に対して使うもので、宿題に対しては使えません。宿題に関しては「する」や「終わらせる」といった動詞を使うべきです。
5. He vacillated his mind about the project.
– 彼はプロジェクトについて自分の心をvacillateしました。
– NGの理由: “vacillate”は「心」や「思考」に対して使うことはできません。正しくは「He vacillated about his decision regarding the project.」のように使うべきです。

