sacrosanct の意味とフレーズ3選とNG例


sacrosanct の解説
sacrosanctとは、非常に神聖で侵すことができない、または絶対的に保護されるべき存在を指す言葉。宗教的な文脈で使われることが多く、特に神聖視される場所や物、原則などに対して用いられる。一般的には、社会的、文化的な価値が高く、批判や変更が許されないものに対しても使われる。英語圏では、権利や自由などの重要な概念に対しても用いられることがある。
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今日はsacrosanct について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「sacrosanct」
「神聖不可侵な」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、宗教的な文脈や法律、社会的な議論などを想定してご紹介したいと思います。

sacrosanctの意味

sacrosanctという表現は、特に重要な価値や権利が侵害されることがないとされる場合に使われます。例えば、次のような文脈で使われることがあります。

A: The right to free speech is considered sacrosanct in our society.

B: Absolutely, it should never be compromised.

どういう意味なのでしょうか?これは

A:自由な言論の権利は、私たちの社会では神聖不可侵と見なされている。

B:その通り、決して妥協されるべきではない。

そうなんです、sacrosanctは、特定の権利や価値が非常に重要であり、守られるべきものであることを強調する言葉です。

sacrosanctは法律や倫理の文脈でも使われる

また、法律や倫理に関する議論でもよく聞かれる使い方です。

A: Many believe that privacy is sacrosanct and should be protected at all costs.

B: I agree, it’s a fundamental human right.

A: プライバシーは神聖不可侵であり、どんな犠牲を払っても守られるべきだと多くの人が考えている。

B: 私も同意する、それは基本的人権だ。

このように、「何が侵害されるべきではないか?」という意味で使われます。

社会的な議論でもsacrosanctは使える!

例えば、社会的な問題についての議論の中で、ある価値観がどれほど重要かを強調する際に使われることがあります。

A: The sanctity of life is sacrosanct in many cultures.

B: Yes, it’s a principle that should be upheld universally.

A: 多くの文化において、生命の神聖さは神聖不可侵である。

B: そうだね、それは普遍的に守られるべき原則だ。

このように、sacrosanctは特定の価値や原則がどれほど重要であるかを示す際に使われます。

いかがでしたか?今回は sacrosanct の意味を紹介しました。日常会話や議論の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「sacrosanct」の同義語と類語

「sacrosanct」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「sacrosanct」の類語

厳密には「sacrosanct」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Holy(神聖な)

「神聖な」という意味で、宗教的な文脈でよく使われます。

何かが特別な尊厳や価値を持っていることを強調したいときに使われます。

例: The holy scriptures are revered by many.
(聖典は多くの人に崇敬されている)

・Sacred(神聖な、貴重な)

「神聖な」または「貴重な」という意味で、
特に宗教的な儀式や信念に関連して使われます。

何かが特別な意味を持つことを表現します。

例: The sacred traditions are passed down through generations.
(神聖な伝統は世代を超えて受け継がれている)

・Inviolable(侵すことのできない)

「侵すことのできない」という意味で、
特に権利や原則が守られるべきであることを示します。

例: The inviolable rights of individuals must be protected.
(個人の侵すことのできない権利は守られるべきだ)

「sacrosanct」の同義語

同義語は、「sacrosanct」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Untouchable(触れることのできない)

「触れることのできない」という意味で、
特に尊重されるべき対象や概念を指します。

例: The untouchable principles of justice must be upheld.
(触れることのできない正義の原則は守られるべきだ)

・Sacrosanct(神聖不可侵の)

「神聖不可侵の」という意味で、
特に守られるべき重要な事柄を指します。

例: The sacrosanct nature of human rights is recognized worldwide.
(人権の神聖不可侵な性質は世界中で認識されている)

まとめ

「sacrosanct」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

sacrosanct を使った文章のNG例

それでは最後にsacrosanct を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. “The sacrosanct rules of the game can be changed whenever we want.”
日本語訳: “ゲームの神聖なルールは、私たちが望むときにいつでも変更できる。”
NGの理由: “sacrosanct”は変更不可能なものや非常に重要なものを指すため、ルールを変更できるという使い方は不適切です。

2. “I consider my sacrosanct lunch break to be just a suggestion.”
日本語訳: “私の神聖な昼休みは単なる提案だと考えている。”
NGの理由: “sacrosanct”は非常に重要で守るべきものを意味するため、提案として扱うのは矛盾しています。

3. “The sacrosanct traditions of our family can be ignored if they are inconvenient.”
日本語訳: “私たちの家族の神聖な伝統は、不便な場合は無視しても構わない。”
NGの理由: “sacrosanct”は守るべき重要な伝統を指すため、無視することができるという表現は不適切です。

4. “He treated the sacrosanct document as if it were just a piece of paper.”
日本語訳: “彼はその神聖な文書をただの紙くずのように扱った。”
NGの理由: “sacrosanct”は非常に重要な文書を指すため、軽視するような表現は誤用です。

5. “The sacrosanct principles of justice can be bent to fit our needs.”
日本語訳: “正義の神聖な原則は、私たちのニーズに合わせて曲げることができる。”
NGの理由: “sacrosanct”は絶対的な価値を持つものを指すため、曲げることができるという表現は不適切です。

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sacrosanct を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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