accord の意味とフレーズ3選とNG例
accord の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「accord」
「合意する、調和する」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
accordの意味
accordという表現は、特にビジネスや公式な場面でよく使われます。例えば、会議での合意形成の際に次のように使われることがあります。
A: I believe we can reach an accord on this issue.
B: Yes, I agree. Let’s finalize the details.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:この問題について合意に達することができると思います。
B:はい、同意します。詳細を決めましょう。
そうなんです、合意に達することを示す表現として使われます。
accordは調和を表す時にも便利
また、よく聞く使い方は、調和や一致を表す時です。
A: The team worked in accord to achieve the project goals.
B: That’s great to hear! Teamwork is essential.
A: チームはプロジェクトの目標を達成するために調和して働きました。
B: それは素晴らしいですね!チームワークは重要です。
このように、「調和して働く」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもaccordは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、最近の出来事について話す際に、
A: Hey! Have you come to an accord with your plans?
B: Hey! Yes, I finally decided on my summer internship. What about you?
A: おー!久しぶりだね、計画は合意に達したの?
B: やあ!はい、ついに夏のインターンシップを決めたよ。君はどう?
のように、合意に達したことを尋ねることもできます。
なお、このBの返答のように、自分の近況を簡単に伝えた後、What about YOU?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。
いかがでしたか?今回はaccordの意味を紹介しました。日常会話の時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「accord」の同義語と類語
「accord」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「accord」の類語
厳密には「accord」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Agreement(合意)
「合意」や「協定」という意味。
複数の人や団体が同じ意見や条件に達したときに使われます。
例: They reached an agreement on the terms of the contract.
(彼らは契約の条件について合意に達した)
・Harmony(調和)
「調和」や「一致」という意味。
異なる要素がうまく組み合わさっている状態を表現します。
例: The colors in the painting create a sense of harmony.
(その絵の色は調和の感覚を生み出している)
・Concord(協調、一致)
「協調」や「一致」という意味。
特に、意見や行動が一致している状態を示します。
例: The two nations live in concord with each other.
(その二つの国は互いに協調して暮らしている)
「accord」の同義語
同義語は、「accord」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Consent(同意)
「同意」や「承諾」という意味。
他者の意見や提案に対して賛成することを示します。
例: She gave her consent to the proposal.
(彼女はその提案に同意した)
・Agreement(合意)
「合意」や「協定」という意味で、
特定の条件や意見に対して一致することを指します。
例: They signed an agreement to collaborate on the project.
(彼らはそのプロジェクトで協力するための合意に署名した)
まとめ
「accord」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
accord を使った文章のNG例
それでは最後にaccord を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. I accord to the rules of the game.
日本語訳:私はゲームのルールに従います。
NGの理由:動詞「accord」は通常「to」と一緒に使われず、正しくは「I adhere to the rules of the game.」などが適切です。
2. She accorded me a great opportunity.
日本語訳:彼女は私に素晴らしい機会を与えました。
NGの理由:「accorded」は通常「to」を伴う名詞と一緒に使われるため、「She accorded a great opportunity to me.」が正しい使い方です。
3. The committee accorded their decision.
日本語訳:委員会は彼らの決定を与えました。
NGの理由:「accorded」は「与える」という意味ではなく、「合意する」という意味で使われるため、「The committee reached their decision.」が適切です。
4. He is in accord with the new policy.
日本語訳:彼は新しい方針に従っています。
NGの理由:「in accord with」は正しい表現ですが、文脈によっては「He agrees with the new policy.」の方が自然です。
5. They accorded the project a lot of attention.
日本語訳:彼らはそのプロジェクトに多くの注意を与えました。
NGの理由:「accorded」は通常「to」と一緒に使われるため、「They accorded a lot of attention to the project.」が正しい使い方です。