give over の意味とフレーズ3選とNG例


give over の解説
「give over」は、主に「やめる」「放棄する」という意味で使われる英語表現。特に、何かを続けることをやめる際に用いられることが多い。例えば、無駄なことをやめる時や、他人に何かを譲る際にも使われる。口語的な表現で、軽いニュアンスを持つことが多い。文脈によっては、相手に対して「もうやめて」と促す意味合いも含まれる。日常会話でよく見られるフレーズ。
英会話のポタル
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今日はgive over について解説するよ!
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それでは、スタート!
今日取り上げるのは「give over」
「やめる」「譲る」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

give overの意味

give overという表現は、特にカジュアルな場面でよく使われます。友人との会話や、軽い冗談を交わす時などに、例えば次のように使います。

A: Come on, just give over!

B: Alright, I’ll stop teasing you.

どういう意味なのでしょうか?これは

A:さあ、やめてよ!

B:わかった、からかうのはやめるよ。

そうなんです、何かをやめるように促す意味合いがあります。

give overは譲る時にも便利

また、よく聞く使い方は、何かを譲る時です。

A: Can you give over your seat to the elderly?

B: Sure, I’ll stand up.

A: 高齢者に席を譲ってくれる?

B: もちろん、立つよ。

このように、「譲る」「やめる」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもgive overは使える!

例えば、友達と数カ月ぶりに会ったとします。久しぶりの再会で、冗談を交わす時に、
A: Hey! You should really give over with those bad jokes!

B: Haha! I can’t help it, they’re too funny!

A: おー!久しぶりだね、そのつまらないジョークやめた方がいいよ!

B: ハハ!やめられないよ、面白すぎるから!

のように、軽い冗談を交えながら使うこともできます。

なお、このBの返答のように、自分の意見を簡単に伝えた後、give overのように、相手に対しても軽い反応を返すととても自然な会話になります。

いかがでしたか?今回は give over の意味を紹介しました。日常会話の時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「give over」の同義語と類語

「give over」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「give over」の類語

厳密には「give over」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Surrender(降伏する)

「降伏する」「譲る」という意味。

何かを手放すことや、抵抗をやめることを強調したいときに使われます。

例: He decided to surrender to the authorities.
(彼は当局に降伏することに決めた)

・Relinquish(放棄する)

「放棄する」「手放す」という意味。

自分の権利や所有物を手放すことを表現します。

例: She decided to relinquish her claim to the property.
(彼女はその財産に対する権利を放棄することに決めた)

・Abandon(放棄する)

「放棄する」「見捨てる」という意味。

何かを完全に手放すことや、見捨てることを示します。

例: They had to abandon their plans due to the weather.
(彼らは天候のために計画を放棄しなければならなかった)

「give over」の同義語

同義語は、「give over」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Hand over(手渡す)

「手渡す」「渡す」という意味。

何かを他の人に渡すことを示します。

例: Please hand over the documents to the manager.
(書類をマネージャーに手渡してください)

・Yield(譲る)

「譲る」「屈する」という意味で、
他の人に自分の立場や権利を譲ることを指します。

例: He decided to yield to her request.
(彼は彼女の要求に譲ることに決めた)

まとめ

「give over」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

give over を使った文章のNG例

それでは最後にgive over を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. “I will give over my homework to my friend tomorrow.”
日本語訳: 「明日、友達に宿題を渡します。」
NGの理由: “give over”は「渡す」という意味ではなく、「やめる」や「譲る」というニュアンスが強いため、ここでは不適切です。

2. “Please give over the book to me.”
日本語訳: 「その本を私に渡してください。」
NGの理由: “give over”は通常、物を渡すというよりも、何かをやめることを示すため、ここでは誤用です。

3. “He decided to give over his position at the company.”
日本語訳: 「彼は会社での地位を渡すことに決めました。」
NGの理由: “give over”は「譲る」という意味ではなく、通常は「辞める」や「放棄する」という意味で使われるため、誤解を招く可能性があります。

4. “I can’t wait to give over my presentation.”
日本語訳: 「プレゼンテーションを渡すのが待ちきれません。」
NGの理由: “give over”は「渡す」という意味ではなく、プレゼンテーションを終えることを示すため、ここでは不適切です。

5. “She gave over her keys to the neighbor.”
日本語訳: 「彼女は隣人に鍵を渡しました。」
NGの理由: “give over”は「渡す」という意味ではなく、通常は「やめる」や「譲る」という意味で使われるため、誤用です。

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give over を使った文章例とNG例はどうでしたか?それでは、また。
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