bereft の意味とフレーズ3選とNG例
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「奪われた、欠けている」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、感情や状況を表現する場面、文学作品や日常会話などを想定してご紹介したいと思います。
bereftの意味
bereftという表現は、特に感情的な場面でよく使われます。誰かを失ったり、大切なものがなくなった時に、例えば次のように使います。
A: After losing her grandmother, she felt completely bereft.
B: I can only imagine how she must be feeling.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:彼女は祖母を失った後、完全に奪われたように感じている。
B:彼女がどんな気持ちか、想像することしかできないよ。
そうなんです、bereftは「何か大切なものを失ったことで、心に空虚感を抱いている」というニュアンスを持っています。
bereftは物理的な欠如にも使える
また、bereftは物理的なものが欠けている時にも使われます。
A: The room felt bereft of any decoration.
B: It really needs some color and personality.
A: この部屋は装飾が全く欠けているね。
B: 本当に色や個性が必要だね。
このように、「何かが欠けている」という意味で使うこともできます。
感情を表現する際にbereftを使うと効果的
例えば、友人が大切な人を失った後に話をする時、次のように言うことができます。
A: I feel so bereft since my best friend moved away.
B: That must be really tough for you.
A: 親友が引っ越してしまって、すごく奪われた気持ちだよ。
B: それは本当に辛いね。
このように、自分の感情を表現する際にbereftを使うと、より深い意味合いを持たせることができます。
いかがでしたか?今回は bereft の意味を紹介しました。感情や状況を表現する時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「bereft」の同義語と類語
「bereft」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「bereft」の類語
厳密には「bereft」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Deprived(奪われた)
「奪われた」「欠乏している」という意味。
何か重要なものを失った状態を強調したいときに使われます。
例: The children were deprived of basic needs.
(その子供たちは基本的なニーズを奪われていた)
・Desolate(荒廃した、孤独な)
「荒廃した」「孤独な」という意味で、
感情的な孤独や無力感を表現します。
例: The desolate landscape reflected her feelings.
(その荒廃した風景は彼女の感情を反映していた)
・Lacking(欠けている)
「欠けている」「不足している」という意味。
何かが不足している状態を示し、特に感情や物質的なものに対して使われます。
例: He felt lacking in support during tough times.
(彼は厳しい時期にサポートが欠けていると感じた)
「bereft」の同義語
同義語は、「bereft」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Without(なしで)
「なしで」「欠けている」という意味。
何かが存在しない状態を示し、特に感情的な側面に焦点を当てることが多いです。
例: She felt without hope after the loss.
(彼女はその喪失の後、希望がないと感じた)
・Empty(空の、無の)
「空の」「無の」という意味で、
物理的または感情的に何かが欠けている状態を表します。
例: His heart felt empty after she left.
(彼女が去った後、彼の心は空っぽに感じた)
まとめ
「bereft」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
bereft を使った文章のNG例
それでは最後にbereft を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. I felt bereft when I lost my keys.
(鍵を失ったとき、私は無くした気持ちになった。)
NGの理由:bereftは通常、感情的な喪失や悲しみを表す言葉であり、物理的なものの喪失には適していません。
2. After the party, the house was bereft of decorations.
(パーティーの後、家は装飾が無くなった。)
NGの理由:bereftは人や感情に関連する喪失を示すため、物や装飾の喪失には不適切です。
3. She was bereft of her favorite sandwich at lunch.
(彼女は昼食でお気に入りのサンドイッチを無くした。)
NGの理由:食べ物の喪失に対してbereftを使うのは不自然で、感情的な重みが欠けています。
4. The team felt bereft after winning the championship.
(チームはチャンピオンシップに勝った後、無くした気持ちになった。)
NGの理由:勝利の後に「無くした気持ちになる」という表現は矛盾しており、bereftの使い方として不適切です。
5. He was bereft of his new car after the accident.
(彼は事故の後、新しい車を無くした。)
NGの理由:物理的な損失に対してbereftを使うのは不適切で、感情的な喪失を表す言葉ではありません。