all told の意味とフレーズ3選とNG例
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「すべてを考慮すると」という意味になります。
この表現は、特に数値や情報をまとめて述べる際に使われることが多いです。それでは、さっそく日常生活やビジネスシーンなどでの使い方を紹介したいと思います。
all toldの意味
all toldという表現は、特に情報を総括する場面でよく使われます。例えば、旅行の費用を計算する時に次のように使います。
A: How much did we spend on the trip?
B: All told, it was about $1,500.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:旅行にいくら使ったの?
B:すべてを考慮すると、約1,500ドルだったよ。
このように、全体の合計や総額を示す際に使われる表現です。
all toldは要約する時にも便利
また、よく聞く使い方は、要約をする時です。
A: What did you think of the presentation?
B: All told, I think it went well.
A: プレゼンテーションはどうだった?
B: すべてを考慮すると、うまくいったと思うよ。
このように、「全体的に見てどうだった?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもall toldは使える!
例えば、友達と久しぶりに会った時に、最近の出来事を話す場面を考えてみましょう。
A: Hey! How have you been?
B: Hey! All told, it’s been a busy few months.
A: おー!元気だった?
B: やあ!すべてを考慮すると、忙しい数ヶ月だったよ。
このように、最近の状況をまとめて伝える際にも使えます。
いかがでしたか?今回は all told の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンでぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「all told」の同義語と類語
「all told」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「all told」の類語
厳密には「all told」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・In total(合計で)
「合計で」という意味。
全体の数や量をまとめて表現したいときに使われます。
例: In total, we have ten participants.
(合計で、私たちは10人の参加者がいます)
・All in all(全体として)
全体を考慮した上での「結局のところ」という意味。
物事の全体像を把握した上での結論を示す際に使われます。
例: All in all, it was a successful event.
(全体として、成功したイベントでした)
・Overall(全体的に)
「全体的に」という意味で、
全体の状況や結果を考慮した上での評価を示します。
例: Overall, the project met our expectations.
(全体的に、プロジェクトは私たちの期待に応えました)
「all told」の同義語
同義語は、「all told」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Altogether(全体として)
「全体として」という意味。
全てを考慮した上での合計や結論を示します。
例: Altogether, we raised a significant amount of money.
(全体として、私たちはかなりの金額を集めました)
・Summing up(要約すると)
「要約すると」という意味で、
全体の内容をまとめて述べる際に使われます。
例: Summing up, the findings were quite positive.
(要約すると、結果は非常に良好でした)
まとめ
「all told」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
all told を使った文章のNG例
それでは最後にall told を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “All told, I think we should go to the beach tomorrow.”
日本語訳: 「全てを考慮すると、明日ビーチに行くべきだと思う。」
NGの理由: “All told”は通常、数値や合計を示す文脈で使われるため、意見を述べる場面には不適切です。
2. “All told, I have three apples and four oranges.”
日本語訳: 「全てを考慮すると、私はリンゴが3個とオレンジが4個ある。」
NGの理由: 数量を述べる場合には「in total」や「altogether」を使う方が自然です。
3. “All told, the movie was quite boring.”
日本語訳: 「全てを考慮すると、その映画はかなり退屈だった。」
NGの理由: 映画の評価を述べる際には「overall」や「in general」を使う方が適切です。
4. “All told, I spent $50 on groceries this week.”
日本語訳: 「全てを考慮すると、今週の食料品に50ドル使った。」
NGの理由: 金額を述べる場合には「in total」や「altogether」がより適切です。
5. “All told, she is a nice person.”
日本語訳: 「全てを考慮すると、彼女はいい人だ。」
NGの理由: 人の性格を評価する際には「overall」や「generally speaking」を使う方が自然です。