consensus の意味とフレーズ3選とNG例
Contents
「合意」や「一致した意見」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
consensusの意味
consensusという表現は特にフォーマルな場面や会議などでよく聞かれます。例えば、チームでのプロジェクトに関する話し合いの中で、次のように使われることがあります。
A: I think we need to reach a consensus on this issue.
B: I agree. It’s important for everyone to be on the same page.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:この問題について合意に達する必要があると思う。
B:私も同意するよ。みんなが同じ理解を持つことが重要だね。
そうなんです、consensusは「全員が同意する状態」を指し、特に集団での意思決定において重要な概念となります。
consensusは意見をまとめる時に便利
また、よく聞く使い方は、意見をまとめる時です。
A: Have we come to a consensus about the project deadline?
B: Yes, we all agreed on next Friday.
A: プロジェクトの締切について合意に達しましたか?
B: はい、みんなが来週の金曜日に同意しました。
このように、「みんなの意見はまとまったの?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人との議論でもconsensusは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った際に、何かのプロジェクトについて話し合うことになったとします。
A: Hey! Have you reached a consensus on the event planning?
B: Not yet, but we’re getting closer. What about you?
A: おー!久しぶりだね、イベントの計画について合意に達した?
B: まだだけど、近づいているよ。君はどう?
のように、進捗を確認する際にも使えます。
なお、このBの返答のように、自分の状況を簡単に伝えた後、What about YOU?のように、相手に質問を返すととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は consensus の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンで、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「consensus」の同義語と類語
「consensus」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「consensus」の類語
厳密には「consensus」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Agreement(合意)
「合意」という意味で、
複数の人やグループが同じ意見や決定に達することを指します。
例: The team reached an agreement on the project details.
(チームはプロジェクトの詳細について合意に達した)
・Unanimity(全会一致)
「全会一致」という意味で、
全てのメンバーが同じ意見を持つ状態を表します。
例: The decision was made with unanimity among the board members.
(その決定は取締役会のメンバー全員の全会一致で行われた)
・Harmony(調和)
「調和」という意味で、
異なる意見や立場がうまく融合し、
一つの方向に向かう状態を示します。
例: There was a sense of harmony in the discussions.
(議論の中には調和の感覚があった)
「consensus」の同義語
同義語は、「consensus」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Concurrence(同意、一致)
「同意」や「一致」という意味で、
複数の意見が一致することを指します。
例: There was a concurrence of opinions among the experts.
(専門家の間で意見の一致があった)
・Consensus-building(合意形成)
「合意形成」という意味で、
異なる意見を持つ人々が共通の理解に達するプロセスを指します。
例: The workshop focused on consensus-building among stakeholders.
(ワークショップは利害関係者間の合意形成に焦点を当てた)
まとめ
「consensus」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
consensus を使った文章のNG例
それでは最後にconsensus を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The consensus among the team is that we should all go to the party.”
日本語訳: 「チームの間での合意は、私たち全員がパーティーに行くべきだということです。」
NGの理由: “consensus”は通常、意見の一致を指すため、全員が同意している場合に使うべきであり、個人の意見を含む場合には不適切。
2. “There is a consensus that the sky is blue, but I think it’s green.”
日本語訳: 「空が青いという合意がありますが、私はそれが緑だと思います。」
NGの理由: “consensus”は一般的な意見の一致を示すため、個人の異なる意見を挙げる文脈では使うべきではない。
3. “The consensus was reached after one person disagreed.”
日本語訳: 「一人が反対した後に合意が達成されました。」
NGの理由: “consensus”は全体の意見の一致を意味するため、反対意見がある場合には適切ではない。
4. “We need to find a consensus on this issue, even if it means ignoring some opinions.”
日本語訳: 「この問題について合意を見つける必要がありますが、いくつかの意見を無視することを意味しても。」
NGの理由: “consensus”は全員の意見を考慮することが前提であり、意見を無視することを含む場合には不適切。
5. “The consensus is that everyone should work overtime, but I don’t want to.”
日本語訳: 「合意は、全員が残業すべきだということですが、私はしたくありません。」
NGの理由: “consensus”は全体の意見の一致を示すため、個人の反対意見を強調する文脈では不適切。