comprehensive の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「comprehensive」
「包括的な」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
comprehensiveの意味
comprehensiveという表現は、特に学術的な場面やビジネスの文脈でよく使われます。例えば、研究や報告書の内容について話す時、次のように使います。
A: Did you read the comprehensive report?
B: Yes, it covered all aspects of the project.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:その包括的な報告書を読んだ?
B:うん、プロジェクトのすべての側面を網羅していたよ。
そうなんです、comprehensiveは「全体を含む」というニュアンスを持ち、詳細にわたる情報を提供することを示します。
comprehensiveは計画や分析にも便利
また、よく聞く使い方は、計画や分析の際にその内容がどれだけ詳細であるかを示す時です。
A: Is the comprehensive plan ready for review?
B: Yes, it includes timelines, budgets, and resources.
A: その包括的な計画はレビューの準備ができている?
B: うん、タイムライン、予算、リソースが含まれているよ。
このように、「全体的な計画はどうなっているの?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもcomprehensiveは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、最近のプロジェクトについて話すとします。
A: Hey! Have you completed the comprehensive analysis?
B: Hey! Yes, it took a while, but it was worth it. What about you?
A: おー!久しぶりだね、包括的な分析は終わったの?
B: やあ!うん、時間がかかったけど、やってよかったよ。君はどうだった?
のように、最近の進捗を尋ねる際にも使えます。
なお、このBの返答のように、自分の進捗を簡単に伝えた後、What about YOU?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。
いかがでしたか?今回は comprehensive の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンで、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「comprehensive」の同義語と類語
「comprehensive」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「comprehensive」の類語
厳密には「comprehensive」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Thorough(徹底的な)
「徹底的な」「完全な」という意味。
何かを詳細に調査したり、全ての側面を考慮したりすることを強調したいときに使われます。
例: The report provides a thorough analysis of the data.
(その報告書はデータの徹底的な分析を提供している)
・Exhaustive(徹底的な、網羅的な)
「徹底的な」「網羅的な」という意味で、
全ての可能性や要素を含むことを表現します。
例: The study offers an exhaustive overview of the topic.
(その研究はそのトピックの徹底的な概要を提供している)
・Inclusive(包括的な)
「包括的な」という意味で、
特定の範囲やグループを全て含むことを示します。
例: The program is designed to be inclusive of all participants.
(そのプログラムは全ての参加者を包括するように設計されている)
「comprehensive」の同義語
同義語は、「comprehensive」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Complete(完全な)
「完全な」という意味で、
全ての部分や要素が揃っていることを指します。
例: The book provides a complete guide to the subject.
(その本はそのテーマに関する完全なガイドを提供している)
・All-encompassing(包括的な)
「包括的な」という意味で、
全ての側面や要素を含むことを強調します。
例: The all-encompassing policy addresses various issues.
(その包括的な政策は様々な問題に対処している)
まとめ
「comprehensive」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
comprehensive を使った文章のNG例
それでは最後にcomprehensive を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The comprehensive pizza was delicious.”
日本語訳: 「その包括的なピザは美味しかった。」
NGの理由: “comprehensive”は「包括的な」という意味で、食べ物に対して使うのは不適切です。
2. “She gave a comprehensive answer to the question.”
日本語訳: 「彼女はその質問に包括的な答えを出した。」
NGの理由: “comprehensive”は「全体的な」という意味で、答えに対して使うのは不自然です。
3. “The comprehensive car was very fast.”
日本語訳: 「その包括的な車はとても速かった。」
NGの理由: “comprehensive”は車の性能を表す言葉としては適切ではありません。
4. “He wrote a comprehensive novel about his life.”
日本語訳: 「彼は自分の人生について包括的な小説を書いた。」
NGの理由: 小説に対して「包括的」という表現は不自然で、内容の深さや広がりを表すには適していません。
5. “The comprehensive weather was nice today.”
日本語訳: 「今日は包括的な天気が良かった。」
NGの理由: “comprehensive”は天気を表現する際には不適切で、通常は「良い天気」や「快晴」などの表現を使います。