bore の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「bore」
「退屈させる」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
boreの意味
boreという表現は、特にカジュアルな場面でよく使われます。友達と映画を見た後に感想を話している時、例えば次のように使います。
A: That movie was so boring! I almost fell asleep.
B: I know, right? It really bored me.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:あの映画、すごく退屈だった!ほとんど寝そうになったよ。
B:わかる!本当に退屈だったよ。
そうなんです、boreは「退屈させる」という意味で、何かが興味を引かない時に使われます。
boreは感情を表現する時にも便利
また、よく聞く使い方は、自分の感情を表現する時です。
A: I’m so bored right now.
B: Why don’t we do something fun?
A: 今すごく退屈なんだ。
B: 何か楽しいことをしようよ。
このように、「今、退屈だ」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもboreについて話せる!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、最近の出来事を話しているとします。
A: Hey! Have you been bored lately?
B: Yeah, I’ve been stuck at home with nothing to do.
A: おー!久しぶりだね、最近退屈だった?
B: うん、特に何もすることがなくて家にいることが多かったよ。
のように、最近の退屈な出来事について話すこともできます。
なお、このBの返答のように、自分の近況を簡単に伝えた後、相手に質問を返すととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は bore の意味を紹介しました。日常会話の時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「bore」の同義語と類語
「bore」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「bore」の類語
厳密には「bore」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Tire(疲れさせる)
「疲れさせる」という意味で、
興味を失わせることによって人を疲れさせる様子を表します。
例: The lecture tired me out.
(その講義は私を疲れさせた)
・Dull(退屈な)
「退屈な」という意味で、
興味を引かない、または刺激がないことを示します。
例: The movie was dull and uninteresting.
(その映画は退屈で面白くなかった)
・Weary(疲れた、うんざりした)
「疲れた」や「うんざりした」という意味で、
長時間の活動や退屈な状況に対する疲労感を表します。
例: I feel weary after listening to the same story.
(同じ話を聞いた後、私はうんざりしている)
「bore」の同義語
同義語は、「bore」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Annoy(うんざりさせる)
「うんざりさせる」という意味で、
興味を失わせることによって不快感を与えることを指します。
例: His constant talking annoys me.
(彼の絶え間ないおしゃべりは私をうんざりさせる)
・Befall(起こる、訪れる)
「起こる」や「訪れる」という意味で、
特に不快な出来事が起こることを示します。
例: Misfortune may befall anyone.
(不幸は誰にでも起こり得る)
まとめ
「bore」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
bore を使った文章のNG例
それでは最後にbore を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. I was so bored by the movie that I fell asleep.
(その映画にあまりにも退屈して、寝てしまった。)
NGの理由:この文は「bore」を受動態で使っているが、映画が「私を退屈させた」という意味で使うべき。
2. She bores me with her stories about her cat.
(彼女は猫の話で私を退屈させる。)
NGの理由:「bore」は通常、他者に対して使う動詞であり、ここでは「彼女の話が退屈だ」と言うべき。
3. I bore a lot during the lecture.
(講義中にたくさん退屈した。)
NGの理由:「bore」は動詞として使われるべきで、「bored」を使うのが正しい。
4. The book was so boring that I couldn’t finish it.
(その本はあまりにも退屈で、私は最後まで読めなかった。)
NGの理由:「boring」を使うべきところで「bore」を使っているため、意味が不明瞭になる。
5. He bore me with his jokes.
(彼は私を彼のジョークで退屈させた。)
NGの理由:この文は「bore」を使っているが、正しくは「bored」を使うべきで、受動的な表現が不自然。