be about to の意味とフレーズ3選とNG例

今日取り上げるのは「be about to」
「今まさに～しようとしている」という意味になります。

この表現は、何かが起こる直前の状況を示す際に非常に便利です。それでは、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。

be about toの意味

be about to という表現は、特にカジュアルな場面でよく使われます。友人と話している時、例えば次のように使います。

A: Hey, I’m leaving now. I’m about to head out!

B: Great! Let’s go together.

どういう意味なのでしょうか？これは

A：やあ、今出発するところだよ！

B：いいね！一緒に行こう。

そうなんです、be going toのように「これから何かをする」という意味合いを持っていますが、より直前の状況を強調しています。

be about toは予定を伝える時にも便利

また、よく聞く使い方は、予定を伝える時です。

A: Are you about to start the meeting?

B: Yes, I’m just waiting for everyone to arrive.

A: 会議を始めるところですか？

B: はい、みんなが到着するのを待っているところです。

このように、「今から何をするつもりなの？」という意味で使えます。

しばらく会っていない人にもbe about toは使える！

例えば、友達と数カ月ぶりに会った時、次のように言うことができます。
A: Hey! What are you about to do?

B: I’m about to grab some lunch. Want to join?

A: おー！久しぶりだね、何してるの？

B: やあ！ランチを食べに行くところだよ。一緒に行く？

このように、be about toを使うことで、相手の行動を尋ねることができます。

いかがでしたか？今回は be about to の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。

「be about to」の同義語と類語

「be about to」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「be about to」の類語

厳密には「be about to」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・On the verge of（～の寸前で）

「～の寸前である」という意味。

何かが起こる直前の状態を強調したいときに使われます。

例: She is on the verge of tears.
（彼女は涙が出そうな寸前だ）

・Ready to（～する準備ができている）

「～する準備ができている」という意味。

何かを始めるための準備が整っていることを表現します。

例: I am ready to leave now.
（私は今出発する準備ができている）

・Close to（～に近い）

「～に近い」という意味。

何かが起こるまでの距離や時間が短いことを示します。

例: We are close to finishing the project.
（私たちはプロジェクトを終えるのに近い）

「be about to」の同義語

同義語は、「be about to」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Going to（～するつもりである）

「～するつもりである」という意味。

近い未来に何かをする意志や計画があることを示します。

例: I am going to call you later.
（私は後であなたに電話するつもりです）

・Intending to（～するつもりである）

「～するつもりである」という意味で、
特定の行動を取る意志があることを指します。

例: She is intending to start a new job.
（彼女は新しい仕事を始めるつもりです）

まとめ

「be about to」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

be about to を使った文章のNG例

それでは最後にbe about to を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. I am about to go to the store yesterday.
– 昨日、店に行くところだった。
– NGの理由: “about to”は未来の行動を示す表現であり、過去の時制（yesterday）と一緒に使うことはできません。

2. She is about to finish her homework next week.
– 彼女は来週、宿題を終わらせるところだ。
– NGの理由: “about to”は直近の未来を示すため、”next week”のような遠い未来の表現とは合いません。

3. They were about to leave when it started to rain.
– 彼らは雨が降り始めたとき、出発するところだった。
– NGの理由: “were about to”は過去の行動を示すが、通常は現在形で使われるため、過去の文脈では不自然です。

4. I am about to eat dinner right now.
– 今、夕食を食べるところだ。
– NGの理由: “about to”は近い未来を示すが、”right now”は現在の行動を示すため、矛盾しています。

5. He is about to start his new job last month.
– 彼は先月、新しい仕事を始めるところだった。
– NGの理由: “about to”は未来の行動を示すため、過去の時制（last month）と一緒に使うことはできません。