award の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「award」
「賞」や「授与」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
awardの意味
awardという表現は、特に公式な場面や特別なイベントでよく耳にします。例えば、授賞式でのスピーチなどで次のように使われます。
A: I am honored to receive this award.
B: Congratulations! You truly deserve it.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:この賞を受け取ることができて光栄です。
B:おめでとう!本当にその通りだよ。
そうなんです、awardは「授与されるもの」として、特に優れた業績や成果に対して与えられるものを指します。
awardは競技やコンテストでも使われる
また、よく聞く使い方は、競技やコンテストの結果として与えられる時です。
A: Did you hear about the art competition? They are giving out a big award this year!
B: Yes, I heard! I hope my friend wins it.
A: そのアートコンペティションのこと聞いた?今年は大きな賞が出るんだ!
B: うん、聞いたよ!友達がそれを取れるといいな。
このように、「競技での賞」や「コンテストでの授与」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもawardの話ができる!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、最近の受賞歴について話すこともできます。
A: Hey! Have you received any awards lately?
B: Yes! I won a scholarship last month. What about you?
A: おー!久しぶりだね、最近何か賞を受け取った?
B: うん!先月奨学金をもらったよ。君はどう?
のように、最近の成果を共有することができます。
なお、このBの返答のように、自分の受賞歴を簡単に伝えた後、What about YOU?のように、相手に話を振るととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は award の意味を紹介しました。日常会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「award」の同義語と類語
「award」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「award」の類語
厳密には「award」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Prize(賞)
「賞」という意味で、特定の業績や成果に対して与えられるものを指します。
競技やコンテストなどでの勝者に授与されることが多いです。
例: She won a prize for her artwork.
(彼女は彼女のアート作品で賞を受賞した)
・Recognition(認識、評価)
「認識」や「評価」という意味で、特定の業績や貢献に対して与えられる称賛を指します。
公式な表彰ではなくても、個人の努力や成果を認めることを表現します。
例: His work received recognition from his peers.
(彼の仕事は同僚から評価された)
・Honor(名誉、栄誉)
「名誉」や「栄誉」という意味で、特別な業績や貢献に対して与えられる称号や賞を指します。
特に、社会的に重要な貢献をした人に与えられることが多いです。
例: She was given the honor of speaking at the ceremony.
(彼女はその式典で話す名誉を与えられた)
「award」の同義語
同義語は、「award」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Grant(助成金、授与)
「助成金」や「授与」という意味で、特定の目的のために与えられるものを指します。
特に、研究やプロジェクトに対して資金が提供される場合に使われます。
例: The organization received a grant for their project.
(その組織はプロジェクトのために助成金を受け取った)
・Awarding(授与すること)
「授与すること」という意味で、特定の人や団体に賞や称号を与える行為を指します。
公式な場での表彰や認定を表現します。
例: The awarding of the medal took place during the ceremony.
(メダルの授与は式典中に行われた)
まとめ
「award」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
award を使った文章のNG例
それでは最後にaward を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “I will award you a prize for your hard work.”
日本語訳: “あなたの努力に対して賞を授与します。”
NGの理由: “award”は通常、他者に対して授与する行為を指すため、自己授与の文脈では不適切です。
2. “She awarded the award to herself.”
日本語訳: “彼女は自分自身に賞を授与した。”
NGの理由: “award”は他者に対して行う行為であり、自分自身に授与することは一般的に認められません。
3. “He was awarded for his award-winning performance.”
日本語訳: “彼は受賞歴のあるパフォーマンスのために授与された。”
NGの理由: “award-winning”という表現が重複しており、冗長な表現になっています。
4. “I want to award the award to my friend.”
日本語訳: “友達に賞を授与したい。”
NGの理由: “award”を二回使うことで、表現が不自然になり、冗長です。
5. “The award was awarded to the best player.”
日本語訳: “その賞は最優秀選手に授与された。”
NGの理由: “award”を名詞と動詞の両方で使うことで、文が不明瞭になり、繰り返し感があります。