amnesia の意味とフレーズ3選とNG例

amnesia の意味とフレーズ3選とNG例

今日取り上げるのは「amnesia」
「健忘症」という意味になります。

この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、医療の現場や心理学の分野、日常生活などを想定してご紹介したいと思います。

amnesiaの意味

amnesiaという表現は、特に医療や心理学の文脈でよく耳にします。例えば、事故やストレスの後に記憶を失った患者について話す時、次のように使います。

A: The patient is suffering from amnesia.

B: That’s concerning. What kind of memories has he lost?

どういう意味なのでしょうか？これは

A：その患者は健忘症に苦しんでいます。

B：それは心配ですね。彼はどんな記憶を失ったのですか？

そうなんです、amnesiaは記憶の喪失を指し、特に事故や病気によって引き起こされることが多いのです。

amnesiaは心理的な影響も示す

また、amnesiaは心理的なトラウマやストレスによっても引き起こされることがあります。

A: She experienced amnesia after the traumatic event.

B: That can happen. The mind sometimes protects itself.

A: 彼女はそのトラウマ的な出来事の後、健忘症になった。

B: それは起こり得ることだね。心は時に自分を守るから。

このように、amnesiaは単なる記憶の喪失だけでなく、心の防衛機能とも関連しています。

amnesiaは日常会話でも使える！

例えば、友人が最近の出来事を忘れてしまった時に、軽い冗談として使うこともできます。
A: I can’t remember what we talked about last week. I think I have amnesia.

B: Haha, maybe just a little forgetfulness!

A: 先週何を話したか思い出せないよ。健忘症かも。

B: ハハ、ただの忘れっぽさかもね！

このように、日常的な会話の中でも軽いトーンで使うことができます。

いかがでしたか？今回は amnesia の意味を紹介しました。医療や心理学の文脈だけでなく、日常会話でも使える表現ですので、ぜひ覚えておいてください。続いて、関連する用語や同義語についてお伝えします。

「amnesia」の同義語と類語

「amnesia」の類語と同義語について解説するよ。

合わせて覚えてね。

「amnesia」の類語

厳密には「amnesia」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。

微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。

・Forgetfulness（忘却）

「忘れること」や「記憶喪失」を指し、
日常的な忘れ物や一時的な記憶の欠如を表現します。

例: His forgetfulness led to several missed appointments.
（彼の忘却は何度も約束を逃す原因となった）

・Memory loss（記憶喪失）

「記憶が失われること」を指し、
特に病気や事故によって引き起こされる記憶の喪失を示します。

例: She experienced memory loss after the accident.
（彼女は事故の後、記憶喪失を経験した）

・Dementia（認知症）

「認知症」は、記憶や思考能力が低下する病状を指し、
特に高齢者に多く見られます。

例: Dementia can severely impact a person’s daily life.
（認知症は人の日常生活に深刻な影響を与えることがある）

「amnesia」の同義語

同義語は、「amnesia」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。

意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。

・Blackout（記憶喪失）

「一時的な記憶の消失」を指し、
特にストレスや衝撃的な出来事によって引き起こされることが多いです。

例: He experienced a blackout during the traumatic event.
（彼はそのトラウマ的な出来事の間に記憶喪失を経験した）

・Amnesic syndrome（健忘症）

「健忘症」は、特定の記憶が失われる状態を指し、
通常は脳の損傷や病気によって引き起こされます。

例: The patient was diagnosed with amnesic syndrome after the injury.
（その患者は怪我の後、健忘症と診断された）

まとめ

「amnesia」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。

同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。

参考にしてみてくださいね。

amnesia を使った文章のNG例

それでは最後にamnesia を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。

1. “I have amnesia because I forgot my keys at home.”
日本語訳: 「鍵を家に忘れたから、私は健忘症です。」
NGの理由: amnesiaは記憶喪失を指し、日常的な忘れ物とは異なる深刻な状態を示すため、軽い表現として使うのは不適切です。

2. “After the party, I experienced amnesia and couldn’t remember where I parked my car.”
日本語訳: 「パーティーの後、私は健忘症になって車をどこに停めたか思い出せなかった。」
NGの理由: 一時的な記憶喪失を表現するのにamnesiaを使うのは誤解を招く可能性があり、実際のamnesiaはもっと深刻な症状です。

3. “She said she had amnesia when she didn’t want to answer my question.”
日本語訳: 「彼女は私の質問に答えたくないとき、健忘症だと言った。」
NGの理由: amnesiaを言い訳として使うのは不適切で、実際の病状を軽視することになります。

4. “I always get amnesia during exams; I can never remember the answers.”
日本語訳: 「試験中はいつも健忘症になるので、答えを思い出せない。」
NGの理由: 試験の緊張やストレスによる一時的な記憶障害とamnesiaは異なるため、混同して使うのは誤解を招きます。

5. “He claims to have amnesia, but I think he just doesn’t want to talk to me.”
日本語訳: 「彼は健忘症だと主張しているが、実際は私と話したくないだけだと思う。」
NGの理由: amnesiaを他人の意図を疑うための道具として使うのは、病気の深刻さを軽視する行為です。