moribund の意味とフレーズ3選とNG例

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「衰退している、死にかけている」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、ビジネスや文化、社会問題などを想定してご紹介したいと思います。
moribundの意味
moribundという表現は、特に経済や業界の状況を説明する際によく使われます。例えば、ある業界が衰退していることを説明する時、次のように使います。
A: The print media industry is quite moribund these days.
B: Yes, many newspapers are shutting down.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:印刷メディア業界は最近かなり衰退しているね。
B:そうだね、多くの新聞が閉鎖しているよ。
そうなんです、moribundは「活気がなく、衰退している」というニュアンスを持っています。
moribundは文化や社会問題にも使える
また、よく聞く使い方は、文化や社会問題を説明する時です。
A: The local theater scene has become moribund over the years.
B: That’s true. There are hardly any performances anymore.
A: 地元の劇場シーンは年々衰退しているね。
B: 確かに。もうほとんど公演がないよ。
このように、「活気が失われている」という意味で使えます。
moribundは経済の文脈でも使える!
例えば、経済の話をしている時に、特定の市場が不景気であることを指摘する場合、次のように言えます。
A: The housing market is moribund right now.
B: Yes, prices have dropped significantly.
A: 現在、住宅市場は衰退しているね。
B: そうだね、価格が大幅に下がったよ。
このように、経済的な状況を表現する際にも自然に使えます。
いかがでしたか?今回は moribund の意味を紹介しました。ビジネスや文化、社会問題の会話の中で、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「moribund」の同義語と類語
「moribund」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「moribund」の類語
厳密には「moribund」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Dying(死にかけている)
「死にかけている」という意味。
物理的な生命の終わりを示すだけでなく、
比喩的に何かが衰退している様子を表現する際にも使われます。
例: The plant is dying due to lack of water.
(その植物は水不足で死にかけている)
・Declining(衰退している)
「衰退している」という意味で、
何かが減少したり、悪化したりしている状態を示します。
経済や健康、人気などが低下していることを表現する際に使われます。
例: The company is declining in sales.
(その会社は売上が衰退している)
・Obsolete(時代遅れの)
「時代遅れの」という意味で、
もはや使用されなくなったり、必要とされなくなったものを指します。
技術や考え方が古くなったことを示す際に使われます。
例: The technology has become obsolete.
(その技術は時代遅れになった)
「moribund」の同義語
同義語は、「moribund」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Terminal(末期の)
「末期の」という意味で、
特に病気や状況が最終段階にあることを示します。
例: The patient is in terminal condition.
(その患者は末期の状態にある)
・Fading(消えかけている)
「消えかけている」という意味で、
徐々に存在感や影響力が薄れていく様子を表します。
例: The tradition is fading away.
(その伝統は消えかけている)
まとめ
「moribund」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
moribund を使った文章のNG例
それでは最後にmoribund を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The moribund cat jumped over the fence.”
日本語訳: 「その死にかけた猫はフェンスを飛び越えた。」
NGの理由: “moribund”は「死にかけている」という意味であり、猫が元気に行動している様子には不適切です。
2. “She felt moribund after winning the race.”
日本語訳: 「彼女はレースに勝った後、死にかけた気分だった。」
NGの理由: 勝利の喜びと「死にかけている」という状態は矛盾しており、文脈が合いません。
3. “The moribund party was full of energy and excitement.”
日本語訳: 「その死にかけたパーティーはエネルギーと興奮に満ちていた。」
NGの理由: “moribund”は活気がない状態を指すため、エネルギーや興奮と同時に使うのは不適切です。
4. “He has a moribund interest in sports, always watching games.”
日本語訳: 「彼はスポーツに対して死にかけた興味を持っていて、いつも試合を見ている。」
NGの理由: “moribund”は興味が薄れていることを示すが、常に試合を見ていることは興味があることを示しているため矛盾しています。
5. “The moribund economy is thriving with new businesses.”
日本語訳: 「その死にかけた経済は新しいビジネスで繁栄している。」
NGの理由: “moribund”は経済が衰退していることを意味するため、繁栄しているという表現とは相反します。

