意外と知らない英会話
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「なぜ先行詞の'word'があるのに'what'が使えるのですか?'which'ではダメなのですか?」
結論: whatは「こと」を指すため。

先行詞があるのに「what」を使える理由

英語の文法において、関係代名詞は非常に重要な役割を果たします。

特に「what」と「which」の使い方には、しばしば混乱が生じることがあります。

例えば、次の文を考えてみましょう。

「The student couldn't understand a word of what the professor said in his lecture.」

この文の中で、なぜ先行詞である「word」が存在するのに「what」を使うことができるのでしょうか?

まず、この文を文字通り訳すと、「その生徒は講義中にその教授が話した【こと】の一言も理解できなかった。」となります。

ここで重要なのは、「話した」がかかっているのは「一言」ではなく「こと」であるという点です。

このことを理解するために、文を少し書き換えてみましょう。

「The student couldn't understand a word of that which the professor said in his lecture.」

このように書き換えることも可能ですが、実際には「that which」を使うことは少なく、代わりに「what」を使うのが一般的です。

ここでの「what」は、先行詞と関係代名詞を一つに含んでいるため、非常に便利です。

つまり、「what」は「the thing that」という意味を持ち、先行詞を明示する必要がないのです。

「word」が先行詞ではない理由

次に、「word」が先行詞ではない理由について考えてみましょう。

もし「word」が先行詞だとすると、文の中の「of」が余ってしまい、文全体が不自然に感じられます。

この点を理解するためには、文の構造をしっかりと把握することが重要です。

「of what the professor said」という部分は、「教授が言ったことの一言」という意味を持ちます。

したがって、先行詞は「word」ではなく、「こと」であることが明らかです。

このように、関係代名詞の使い方を理解することで、英語の文法をより深く理解することができます。

「which」との違い

では、「which」を使った場合はどうなるのでしょうか?

「which」を使う場合、先行詞を明示する必要があります。

例えば、「The student couldn't understand a word of which the professor said in his lecture.」という文は、文法的には正しいですが、あまり自然な表現ではありません。

この場合、先行詞は「word」であり、「教授が言ったその言葉」という意味になります。

しかし、英語では「what」を使う方が一般的で、よりスムーズな表現となります。

このように、「what」と「which」には明確な使い分けが存在します。

「what」の便利さ

「what」の最大の利点は、先行詞と関係代名詞を一つにまとめている点です。

これにより、文が簡潔になり、より自然な表現が可能になります。

特に口語表現やカジュアルな文脈では、「what」を使うことが多く、英語を学ぶ上で非常に重要なポイントです。

また、「what」は「the thing that」という意味を持つため、具体的な内容を示す際にも非常に便利です。

このように、「what」を使うことで、文がより明確になり、理解しやすくなります。

まとめ

英語の文法において、「what」と「which」の使い方には明確な違いがあります。

「what」は先行詞と関係代名詞を一つにまとめることで、より自然な表現を可能にします。

一方で、「which」を使う場合は先行詞を明示する必要があり、文が不自然になることがあります。

このような違いを理解することで、英語の文法をより深く理解し、使いこなすことができるようになります。

英語を学ぶ際には、こうした細かな点にも注意を払いながら、実際の会話や文章で使ってみることが大切です。

これにより、よりスムーズに英語を使いこなすことができるでしょう。

箇条書きメモ

- 関係代名詞の使い方 - whatは先行詞と関係代名詞を一つに含む - 「一言」ではなく「こと」が先行詞 - that whichよりもwhatを使うのが一般的 - wordは先行詞ではない - ofが余るため、文が不自然になる Yes