kick around の意味とフレーズ3選とNG例

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「ぶらぶらする」や「適当に扱う」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
kick aroundの意味
kick aroundという表現は、特にカジュアルな場面でよく使われます。友人と一緒に過ごしている時、例えば次のように使います。
A: Hey, what do you want to do today?
B: I don’t know, let’s just kick around for a while.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:やあ、今日は何をしたい?
B:うーん、特に決めずにぶらぶらしようよ。
そうなんです、特に何かを計画するのではなく、気軽に過ごすことを指します。
kick aroundはアイデアを考える時にも便利
また、よく聞く使い方は、アイデアを考える時です。
A: Let’s kick around some ideas for the project.
B: Sure! I have a few thoughts in mind.
A: プロジェクトのアイデアを考えようよ。
B: いいね!いくつか考えがあるよ。
このように、「アイデアを出し合おう」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもkick aroundは使える!
例えば、友達と数カ月ぶりに会ったとします。久しぶりに会った時、次のように言うことができます。
A: Hey! What have you been kicking around lately?
B: Not much, just trying to figure things out. How about you?
A: おー!久しぶりだね、最近何か考えてたの?
B: 特にないけど、いろいろ考えを整理してるよ。君はどう?
のように、最近の活動について尋ねることもできます。
なお、このBの返答のように、自分の近況を簡単に伝えた後、How about YOU?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。
いかがでしたか?今回は kick around の意味を紹介しました。日常会話の時、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「kick around」の同義語と類語
「kick around」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「kick around」の類語
厳密には「kick around」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Discuss(議論する)
「議論する」という意味。
何かについて意見を交わしたり、考えを深めたりする際に使われます。
例: We need to discuss the project details.
(私たちはプロジェクトの詳細について議論する必要がある)
・Consider(考慮する)
「考慮する」という意味で、
何かを検討したり、意見を持ったりすることを表します。
例: You should consider all options before deciding.
(決定する前にすべての選択肢を考慮すべきです)
・Mull over(熟考する)
何かをじっくりと考えることを意味します。
特に、時間をかけて考えを巡らせることを示します。
例: I need some time to mull over this decision.
(この決定についてじっくり考える時間が必要です)
「kick around」の同義語
同義語は、「kick around」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Bounce around(アイデアを出し合う)
「アイデアを出し合う」という意味。
考えや意見を自由に交換することを示します。
例: Let’s bounce around some ideas for the presentation.
(プレゼンテーションのためにいくつかのアイデアを出し合おう)
・Play with(試す、遊ぶ)
「試す」「遊ぶ」という意味で、
アイデアや計画を軽く扱うことを指します。
例: We can play with different strategies to see what works best.
(どの戦略が最適かを見るために、いくつかの方法を試してみることができる)
まとめ
「kick around」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
kick around を使った文章のNG例
それでは最後にkick around を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “I decided to kick around my homework instead of doing it.”
日本語訳: “宿題をやる代わりに、宿題を蹴り回すことにした。”
NGの理由: “kick around”は物理的に蹴ることを意味するため、宿題を実際に蹴るという意味になり、文脈が不適切。
2. “Let’s kick around the baby to see if he can crawl.”
日本語訳: “赤ちゃんが這えるかどうかを見るために、赤ちゃんを蹴り回そう。”
NGの理由: “kick around”は暴力的な行為を連想させるため、赤ちゃんに対して使うのは非常に不適切。
3. “I kicked around the idea of quitting my job, but I didn’t really mean it.”
日本語訳: “仕事を辞めることを考えたけど、本気ではなかった。”
NGの理由: “kick around”はアイデアを軽視するニュアンスがあり、真剣に考えていることを表現するには不適切。
4. “He kicked around the car until it started.”
日本語訳: “彼は車が始動するまで車を蹴り回した。”
NGの理由: “kick around”は物を蹴ることを意味するが、車を蹴ることは非現実的であり、誤解を招く表現。
5. “I like to kick around my friends when we hang out.”
日本語訳: “友達と遊ぶときに、友達を蹴り回すのが好き。”
NGの理由: “kick around”は友達に対して使うと、暴力的な印象を与え、友好的な関係を損なう可能性がある。

