
英語多読法と入試前の英文和訳能力
- 英語多読法を実践していた生徒の入試前の英文和訳能力は、基礎力が必要であったと感じる。 - もともと英語の成績が良い生徒が多い印象がある。 - 難関大学合格者は意欲が高い生徒が多いと考える。 - 多読を通じて、英単語の自然な訳が身に付くことは実感している。 - 文章全体の理解力は向上するが、逐語訳の能力は思ったほど伸びない。 - 多読は即効性に欠けるが、長期的には効果があると感じる。 - 英語が苦手な人にも適した勉強法であると思う。 - 自信を持てるようになることが、学習のモチベーションにつながる。 - 多読を始めることで、洋書を読む楽しさを実感できる。英語多読法を実践していた生徒の入試前の英文和訳能力はどの程度でしたか?
英語多読法は、近年注目を集めている学習法の一つです。
特に、古川昭夫氏が提唱するこの方法は、SEG(セイコー教育グループ)を通じて多くの生徒に実践されています。
多読を通じて、英語のネイティブ感覚を養うことができるとされています。
では、実際に多読を行っていた生徒たちの入試前の英文和訳能力はどの程度だったのでしょうか。
彼らは、大学入試に向けての対策を行う前に、どのような英語力を身につけていたのかを探ってみましょう。
多読の効果と生徒の背景
多読を行っていた生徒たちは、元々英語の成績が良かったと考えられます。
例えば、進研模試で偏差値48だった生徒が、たった一年で東大に合格するというのは、現実的には難しい話です。
SEGの多読クラスには、筑駒や桜蔭、開成などの名門校の生徒が多く在籍しています。
これらの学校に通う生徒たちは、もともと勉強が好きで意欲が高い傾向があります。
また、洋書を読むという経験は、一般の公立中高ではなかなか得られないものです。
このような背景から、彼らは難関大学への合格を果たしていると考えられます。
多読のシラバスと生徒の理解度
SEGの英語多読コースのシラバスによると、標準的な生徒は高2終了時にOxford Bookworms Stage 4を辞書なしで高い理解度で読めるようになります。
上位の生徒は、"Harry Potter"のような一般児童書を辞書なしで読めるレベルに達します。
このことから、通常の高校生よりも長文に対する耐性と理解力が高いことがわかります。
Oxford Bookworms Stage 4の内容を確認すると、一般的な17歳の生徒が80ページの本を読むことは、容易ではないと感じるでしょう。
英文和訳能力の向上について
多読による英文和訳能力の向上については、学校の授業や翻訳家のように、英文をきれいな日本語に訳す力は思ったほど伸びないかもしれません。
しかし、文章全体を通して何が言いたいのかを限られた時間で読み取る力は、逐語訳の勉強法よりも向上するでしょう。
多読は、やり始めた当初は目立った能力アップを感じにくいかもしれませんが、長期的には効果が期待できます。
多読の魅力と苦手な人への効果
多読の魅力は、スタート時に読む本のレベルを自由に調整できる点です。
英語が苦手な人でも、自分に合ったレベルの本を選ぶことで、洋書を一冊読むことができるという自信を得ることができます。
苦手な人は、長文問題を避けてしまうことが多いですが、少しずつ多読を進めることで、英語に対する抵抗感が薄れていくでしょう。
私自身も、当時は英語が苦手でしたが、多読を通じて自信を持つことができました。
このように、多読は英語学習において非常に有効な手段であると言えます。
入試前の生徒たちの英文和訳能力は、確かに高まっているものの、翻訳の精度には限界があることを理解しておく必要があります。
それでも、全体の理解力や読解力は向上し、入試対策においても大いに役立つことでしょう。
多読を通じて得られる経験は、単なる英語力の向上だけでなく、学習に対する姿勢や自信をも育ててくれるのです。
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