conclusion の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「conclusion」
「結論」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、学生生活、ビジネスシーンなどを想定してご紹介したいと思います。
conclusionの意味
conclusionという表現は、特に論文やプレゼンテーションなどの正式な場面でよく使われます。例えば、研究発表の最後に次のように使います。
A: In conclusion, our findings suggest that…
B: That’s a strong conclusion.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:結論として、私たちの発見は…を示唆しています。
B:それは強い結論ですね。
そうなんです、結論は議論や分析の結果をまとめたもので、重要なポイントを強調する役割を果たします。
conclusionは議論を締めくくる時に便利
また、よく聞く使い方は、議論やディスカッションを締めくくる時です。
A: What’s your conclusion on this matter?
B: I believe we need to take a more cautious approach.
A: この件についての結論は何ですか?
B: 私はもっと慎重なアプローチが必要だと思います。
このように、「この問題についてどう考えますか?」という意味で使えます。
しばらく考えた後にconclusionを述べることもできる!
例えば、友人と数日間議論を重ねた後に、最終的な意見を述べるとします。
A: After thinking it over, what’s your conclusion?
B: I think we should prioritize our goals.
A: 考えた結果、結論は何?
B: 私たちは目標を優先すべきだと思う。
のように、考えた結果を述べる際に使うことができます。
なお、このBの返答のように、自分の意見を簡潔に伝えた後、具体的な理由を述べるととても自然な流れになります。
いかがでしたか?今回は conclusion の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンで、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「conclusion」の同義語と類語
「conclusion」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「conclusion」の類語
厳密には「conclusion」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Inference(推論)
「推論」という意味で、
与えられた情報から導き出される結論を指します。
何かを考えたり、分析した結果としての結論を強調したいときに使われます。
例: The inference drawn from the data was significant.
(データから導き出された推論は重要だった)
・Resolution(決議、解決)
特定の問題に対する「解決策」や「決定」を意味します。
問題を解決するために下される結論や決定を表現します。
例: The resolution to the issue was reached after much discussion.
(その問題の解決策は多くの議論の後に決定された)
・Outcome(結果)
ある事柄の「結果」や「結末」を指します。
特定の状況や行動の結果としての結論を示す際に使われます。
例: The outcome of the experiment was unexpected.
(実験の結果は予想外だった)
「conclusion」の同義語
同義語は、「conclusion」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Finale(フィナーレ)
「最終的な部分」や「結末」という意味。
物語やイベントの終わりを示す際に使われます。
例: The finale of the show was spectacular.
(そのショーのフィナーレは素晴らしかった)
・Summary(要約)
「要約」や「まとめ」という意味で、
情報や議論の結論を簡潔に示すことを指します。
例: The summary of the report highlighted the key findings.
(報告書の要約は重要な発見を強調していた)
まとめ
「conclusion」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
conclusion を使った文章のNG例
それでは最後にconclusion を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “In conclusion, I think this is the best option.”
日本語訳: 「結論として、私はこれが最良の選択だと思います。」
NGの理由: “In conclusion” は客観的な結論を示すべき場面で使うべきであり、個人的な意見を述べるのは不適切です。
2. “To conclude, the weather is nice today.”
日本語訳: 「結論として、今日は天気が良いです。」
NGの理由: “To conclude” は通常、議論や分析の後に使われるべきで、単なる事実の提示には不適切です。
3. “In conclusion, I have no idea what I’m talking about.”
日本語訳: 「結論として、私は自分が何を話しているのか全く分かりません。」
NGの理由: 結論は明確な意見や要約を示すべきであり、無知を表現するのは不適切です。
4. “To sum up, I really like pizza.”
日本語訳: 「要するに、私はピザが本当に好きです。」
NGの理由: “To sum up” は議論の要約に使うべきで、個人的な好みを述べるのには適していません。
5. “In conclusion, this is a great way to waste time.”
日本語訳: 「結論として、これは時間を無駄にする素晴らしい方法です。」
NGの理由: 結論はポジティブな評価を示すべきであり、ネガティブな意見を述べるのは不適切です。