予備校の訳は正しいのでしょうか?受動態の和訳について教えてください。
結論:
予備校の訳は誤訳である。
予備校の訳は正しいのでしょうか?受動態の和訳について教えてください。
大学受験の英語の問題において、受動態の和訳が話題になっています。
具体的には、次のような文が出題されました。
「If an escaped convict, for instance, was found near the image of the emperor, he was granted brief sanctuary.」
この文の予備校側の訳は、「たとえば、脱走した囚人が近くに皇帝の像を見つけたとしたら、その囚人にはわずかの間にしても安全な場所が与えられる。」というものでした。
しかし、この訳に対して疑問を持つ声が上がっています。
予備校は、この訳が受動態を能動態に訳すヒッカケ問題であると説明していますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
Google翻訳を使ってみると、訳は「例えば、逃亡した囚人が皇帝の像の近くで発見された場合、彼は短期間の保護を与えられた。」となります。
Deeplもほぼ同じ訳を提供しています。
私自身の解答も、Google翻訳とほぼ同じ内容でした。
このように、予備校の訳が正しいのか、またはヒッカケ問題なのか、考えてみましょう。
受動態と能動態の翻訳について
一般的に、受動態と能動態を逆転するような翻訳は可能です。
しかし、その際には、どちらが主語でどちらが目的語かを正確に理解しておく必要があります。
テストであれば、誤訳をしてしまうと、間違えた疑いをかけられることもあります。
例文の条件節は、要するに「an escaped convict was found near the image」です。
これは、囚人が見つかったという話をしています。
したがって、「脱走した囚人が近くに皇帝の像を見つけた」という訳は誤訳です。
Google翻訳は、そこを「逃亡した囚人が皇帝の像の近くで発見された場合」と正しく訳しています。
私だったら、「逃げた囚人が、例えば皇帝の像の近くで見つかったのなら、彼はしばしの保護を与えられていたことになる。」くらいに訳すかもしれません。
多少意訳ですが、日本語として意味が通った方が良いでしょう。
予備校の訳の妥当性
予備校の訳が正しいかどうかを考えると、特に「was found」の部分に無理があることがわかります。
ただし、実際の文章ではその前後の文脈が重要です。
例えば、囚人が安全な場所を探していたという状況設定があれば、その像を「見つけた」のでその場所で見つかる(was found)ことにしたという主旨であると理解できます。
このような場合、予備校の訳も成立する可能性があります。
しかし、和訳に関して特別な指示がない限り、予備校の訳が正しいとは言えません。
受動態の和訳の重要性
受動態の和訳は、英語の文法を理解する上で非常に重要です。
受動態は、行為者よりも行為の対象に焦点を当てるため、訳す際にはそのニュアンスをしっかりと捉える必要があります。
受動態の文を能動態に訳すことは可能ですが、文の意味を正確に伝えるためには、文脈を考慮することが不可欠です。
特に、受動態の文では、主語が何であるかを明確に理解しておかないと、誤訳を招く恐れがあります。
したがって、受動態の和訳を行う際には、文の構造をしっかりと把握し、正確な訳を心がけることが大切です。
まとめ
受動態の和訳に関しては、予備校の訳が正しいとは言えません。
文の構造を理解し、正確な訳を行うことが求められます。
受動態の文を能動態に訳すことは可能ですが、文脈を考慮し、誤訳を避けるための注意が必要です。
英語の受動態を正しく理解し、適切に訳すことで、より深い理解が得られるでしょう。
箇条書きメモ
- 受動態の和訳の難しさ
- 予備校の訳に対する疑問
- Google翻訳の正確さ
- 「脱走した囚人が近くに皇帝の像を見つけた」という誤訳
- 主語と目的語の理解が重要
- 「逃げた囚人が見つかった」という正しい訳
- 意訳の必要性
- 文脈による訳の成立可能性
- ヒッカケ問題の可能性
- 採点者の視点を考慮する重要性
Yes

