closure の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「closure」
「閉じること、完結、終結」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、アメリカでの生活や、ビジネスシーン、心理的な文脈などを想定してご紹介したいと思います。
Closureの意味
Closureという表現は、特に心理的な文脈やビジネスの場面でよく使われます。例えば、プロジェクトが完了した時や、感情的な出来事が終わった時に次のように使います。
A: We finally reached closure on the project.
B: Yes, it feels great to have it all wrapped up.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:ついにプロジェクトが完結したね。
B:うん、すべてが終わって気持ちいいよ。
そうなんです、closureは「物事が終わった状態」や「心の整理がついた状態」を指します。
Closureは感情的な終結にも使える
また、よく聞く使い方は、感情的な出来事の終結を表す時です。
A: I need some closure after the breakup.
B: That makes sense. It’s important to process those feelings.
A: 別れた後、心の整理が必要なんだ。
B: それは理解できるよ。その感情を整理することは大切だね。
このように、「心の整理がつかない」「終わりを迎えたい」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもClosureは使える!
例えば、友達と数ヶ月ぶりに会った時、過去の出来事について話すことがあります。
A: Hey! Have you found closure about what happened last year?
B: Yes, I finally feel at peace with it.
A: おー!久しぶりだね、去年のことは整理できたの?
B: うん、やっとそれについて心が落ち着いたよ。
のように、過去の出来事に対する心の整理を尋ねることもできます。
なお、このBの返答のように、自分の感情を簡単に伝えた後、closureについての話を続けるととても自然な会話になります。
いかがでしたか?今回は closure の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンで、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「closure」の同義語と類語
「closure」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「closure」の類語
厳密には「closure」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Completion(完了)
「完了」や「終了」という意味。
何かが全ての過程を経て終わったことを
強調したいときに使われます。
例: The project reached its completion last week.
(そのプロジェクトは先週完了しました)
・Resolution(解決)
問題や対立が「解決」された状態を指します。
何かが解決されることで、心の平穏が得られることを表現します。
例: The resolution of the conflict was a relief for everyone.
(その対立の解決は皆にとって安堵でした)
・Finality(最終性)
「最終的な状態」や「決定的な結論」を意味します。
何かが終わりを迎え、もう変わらないことを示します。
例: The finality of her decision was clear to all.
(彼女の決定の最終性は皆に明らかだった)
「closure」の同義語
同義語は、「closure」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Termination(終了)
「終了」や「打ち切り」という意味。
何かが公式に終わることを示します。
例: The termination of the contract was agreed upon by both parties.
(契約の終了は両者によって合意されました)
・Conclusion(結論)
「結論」や「締めくくり」という意味で、
何かの議論やプロセスが終わったことを指します。
例: The conclusion of the meeting was productive.
(会議の結論は生産的でした)
まとめ
「closure」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
closure を使った文章のNG例
それでは最後に closure を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “The closure of the store was unexpected, and it left many customers confused.”
日本語訳: 「その店の閉店は予想外で、多くの顧客を混乱させました。」
NGの理由: “closure” は通常、物理的な閉鎖や終了を指すが、ここでは「閉店」という具体的な意味で使われているため、文脈が不明瞭になる。
2. “I need to closure this project by next week.”
日本語訳: 「来週までにこのプロジェクトを閉じる必要があります。」
NGの理由: “closure” は名詞であり、動詞として使うことはできないため、正しくは “close” を使うべき。
3. “Her closure on the matter was very clear.”
日本語訳: 「その件に関する彼女の閉鎖は非常に明確でした。」
NGの理由: “closure” は「終わり」や「解決」を意味するが、ここでは「閉鎖」として使われており、意味が不適切。
4. “The closure of the meeting was announced by the manager.”
日本語訳: 「会議の閉鎖はマネージャーによって発表されました。」
NGの理由: “closure” は会議の終了を指す場合には不自然で、通常は “adjournment” や “end” を使うべき。
5. “After the closure of the event, everyone went home.”
日本語訳: 「イベントの閉鎖の後、みんな帰りました。」
NGの理由: “closure” はイベントの終了を指すには不適切で、一般的には “conclusion” や “end” を使う方が自然。