capability の意味とフレーズ3選とNG例
今日取り上げるのは「capability」
「能力、可能性」という意味になります。
この言葉、どのようなシーンで使えるでしょうか。それでは早速、ビジネスシーンや教育、日常生活などを想定してご紹介したいと思います。
capabilityの意味
capabilityという表現は、特にビジネスや技術の分野でよく使われます。例えば、プロジェクトの進行状況を話し合う際に次のように使います。
A: What are the team’s capabilities?
B: We have the capability to handle multiple projects simultaneously.
どういう意味なのでしょうか?これは
A:チームの能力はどうなっているの?
B:私たちは複数のプロジェクトを同時に扱う能力があるよ。
そうなんです、capabilityは「特定のタスクや状況における能力」を指す言葉です。
capabilityは可能性を示す時にも便利
また、よく聞く使い方は、可能性を示す時です。
A: What is the capability of this software?
B: It has the capability to analyze large datasets quickly.
A: このソフトウェアの能力はどのくらいですか?
B: 大規模なデータセットを迅速に分析する能力があります。
このように、「このソフトウェアは何ができるの?」という意味で使えます。
しばらく会っていない人にもcapabilityについて話せる!
例えば、友達と数カ月ぶりに会った時に、最近のプロジェクトについて話すことができます。
A: Hey! What capabilities have you developed recently?
B: Hey! I’ve developed my leadership capabilities through a new project.
A: おー!久しぶりだね、最近はどんな能力を身につけたの?
B: やあ!新しいプロジェクトを通じてリーダーシップの能力を身につけたよ。
のように、最近の成長やスキルについて話すことができます。
なお、このBの返答のように、自分の成長を簡単に伝えた後、What capabilities have YOU developed?のように、youを強調するととても自然な返答に聞こえます。
いかがでしたか?今回は capability の意味を紹介しました。日常会話やビジネスシーンで、ぜひ使ってみてください。続いて、類語や同義語についてお伝えします。
「capability」の同義語と類語
「capability」の類語と同義語について解説するよ。
合わせて覚えてね。
「capability」の類語
厳密には「capability」とは意味が少し異なりますが、
特定の文脈で同じように使える言葉をご紹介します。
微妙なニュアンスの違いがあるため、
適用する状況や意味合いが異なることにご注意ください。
・Ability(能力)
「能力」という意味で、特定のタスクや活動を行うための「技術」や「才能」を指します。
個人や集団が持つ特定のスキルや知識を強調したいときに使われます。
例: She has the ability to solve complex problems.
(彼女は複雑な問題を解決する能力がある)
・Capacity(能力、収容能力)
「能力」や「収容能力」という意味で、
特定の状況や条件下で実行できる最大限の量や範囲を示します。
例: The stadium has a seating capacity of 50,000.
(そのスタジアムの収容能力は5万人です)
・Potential(潜在能力)
「潜在能力」という意味で、
まだ発揮されていないが、将来的に実現可能な能力を指します。
例: He has the potential to become a great leader.
(彼は偉大なリーダーになる潜在能力がある)
「capability」の同義語
同義語は、「capability」とほぼ同じ意味を持ち、
互換的に使用できる言葉です。
意味合いに大きな違いがないため、
文脈によってはどちらを使っても違和感がないことが多いです。
・Competence(能力、適性)
「能力」や「適性」という意味で、
特定の職務や役割を果たすために必要なスキルや知識を指します。
例: Her competence in project management is impressive.
(彼女のプロジェクト管理における能力は素晴らしい)
・Skill(技術、スキル)
「技術」や「スキル」という意味で、
特定の作業を行うために必要な知識や経験を示します。
例: He has excellent skills in graphic design.
(彼はグラフィックデザインにおいて優れたスキルを持っている)
まとめ
「capability」の類語は、意味が似ていますが
ニュアンスや適用範囲が異なる言葉で、
文脈に応じて使い分けが必要です。
同義語は、意味がほぼ完全に一致し、
同じ意味で置き換えて使うことができる言葉です。
参考にしてみてくださいね。
capability を使った文章のNG例
それでは最後に capability を使ったNGを紹介します。参考にしてくださいね。
1. “I have the capability to run faster than anyone else.”
日本語訳: 「私は誰よりも速く走る能力があります。」
NGの理由: “capability” は通常、特定の状況や条件下での能力を指すため、一般的な能力を表現するのには不適切です。
2. “Her capability of singing is impressive.”
日本語訳: 「彼女の歌う能力は印象的です。」
NGの理由: “capability” は通常、技術的または機能的な能力を指すため、芸術的な才能を表現する際には “ability” の方が適切です。
3. “The machine has the capability to make coffee.”
日本語訳: 「その機械はコーヒーを作る能力があります。」
NGの理由: “capability” は機械の機能を表す際には使えますが、日常的な表現としては “function” や “ability” の方が自然です。
4. “He lacks the capability to understand basic math.”
日本語訳: 「彼は基本的な数学を理解する能力が欠けています。」
NGの理由: “capability” は通常、ポジティブな文脈で使われるため、ネガティブな表現には “skill” や “understanding” の方が適切です。
5. “The project has the capability to succeed.”
日本語訳: 「そのプロジェクトは成功する能力があります。」
NGの理由: “capability” は具体的な能力や機能を指すため、プロジェクトの成功を表現する際には “potential” の方が適切です。